ネットで飛び交う情報(4)

「ウラは取れているの?」
今日は、
「天皇の金塊」の高橋五郎氏を取り上げてみたいと思います。
その前に、私はこの本読んだことはなく、
理由は、YES/NOでNOと出ているものは、
出来るだけ読まないようにしているからです。
古代史の小林惠子氏の言、
「無意識のうちに頭の片隅にひっかかって史実と勘違いする危険性」
を避けるためです。
ですので、今回の評価は本以外からの間接的なものとご承知置き下さい。

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さて、この方何がご専門なのかH/Pをみてみたのですが、

1940年 静岡県焼津生まれ。 ドキュメンタリー画像プロデューサー・作家。 日本初の写真週刊誌の企画・販売を手始めに、1960年代初頭、太陽電池(雲母体)と半導体(チップ)をアメリカから持ち込み、通産省(現・経済産業省) において国内大手電機メーカーへ初公開する。スペイン政府と王室のための、歴史分物類と王室秘蔵品を史上はじめて記録。1980年代には、再生医療の開 発・研究ために南加大学バークレー校とバイオ・タイム社の協力を得て、世界初の人口血液開発実験に成功し、これらの独占記録画像を世界に配信した。

と、大仰な略歴。何しろ“初”が4・5回出てきます。
また、このH/Pから、「天皇の金塊」の概略も判明。

幕末の日本には、「西のミカドと東のミカド」がいた。
東のミカドとは、亡んだはずの南朝であり、
東北に生き延びた皇統は、
東北地方の大きな特色たる黄金で経済面を支えた。
潤沢な財力に裏打ちされた南朝の勢力は、やがて攘夷と開国との間で揺れる幕末に至り、ついに「東武天皇」として、歴史の表舞台に登場する。

戊辰戦争が始まる前、その莫大な軍資金は海外武器商人たちの格好の餌食となった。
早い話が、騙されたあげく毟り取られたのです。 彼らはこれに味をしめた。
「日本のミカドは、莫大な金銀を隠し持っている!」
これが、貪欲な海外商人たちの秘密の合言葉となった。

戊辰戦争も終わりとなる1868年十二月二十二日、
榎本武揚は各国公使に声明文を送り、その中で、
●徳川の新領地を蝦夷地に求める
●徳川脱藩家臣は正当な権利を守るため武器を手にして防衛する交戦団体である。
●諸外国は函館で戦争が起こったとしても局外中立を保たれたし
と書かれており、
これが最後の一撃となり、南朝皇統は抵抗の術を喪失、自らの正統性を諸外国に訴えるという手段も断たれてしまった。

ところがこの中に、
「対外関係は明治政府に一任する」
という不思議な一文がある。
おそらく、薩長同盟――勝海舟――榎本武揚のラインで何らかの裏取引があり、
この声明文が発表されたのだろうが、
諸外国の側にすれば、この声明文はある意味渡りに船。これから先は明治政府とだけ取引すればいいということになる。つまり、東軍との取引はホゴ、すでに先払いされていた莫大な金銀は返さなくてもいいわけだから。

各国の政府およびその背後にいる資本家たちは、「ミカドは莫大な金銀財宝を所持している」ことを前提にさまざまな交渉を行なってくる。早い話が「ふっかけられる」わけです。が、明治政府はそう簡単に「否」とは言えない。「そんな金は持っていない」とは言えないのです。あれだけ必死になって「天皇は一人」という騙し絵を描き続けてきた以上、今さら「あの金はもうひとりの天皇が所持しておりまして……」とは、口が裂けても言えないのです。

「天皇は一人」というフィクションを、揺るぎなき事実として広めねばならなかった明治政府にとって、もう一人の天皇がいた、という歴史的事実は非常にまずい。どのような手段を用いようとも絶対に封じなければいけない。
だから、
金がないとは絶対に言えない。ならば金を作るしかない。国民の誰にも知られぬよう外国から金をかき集める――。 「天皇の金塊」はそのようにして産み出されました。  明治時代が終わると、日本は凄まじい勢いで外国を侵略し始めました。明治時代という長いカタパルトから打ち出された日本の帝国主義は、猛烈なスピードで海を越えてアジア全域に着弾した。アジア各国で軍による組織的な収奪が始まりました。金や銀、価値の高い美術品や骨董、すべてアジア諸国から奪い去られ、密かに日本へと運び込まれたのです。

まぁ、何とも言えない部分があり、
一概にすべて信用できる類のものではなさそうです。
それに会津藩を完膚なきまでにした当時の西軍の軍事力をもってすれば、
南朝系から金を奪取することもさほど困難ではなかったのではないでしょうか。
典型的な陰謀論という指摘もありますし・・・。

また高橋氏が、
小池壮彦さんという方と対話物を出しているのも気にかかります。
この方、何やら分野がハッキリしないのですが、
出版物から考えると、どうも引いてしまいます。
・心霊ドキュメンタリー読本
・怪奇事件の謎 (ムー・ノンフィックス)
・心霊写真 不思議をめぐる事件史 (宝島社文庫)
・怪談実話系2(MF文庫ダ・ヴィンチ)
・東京近郊怪奇スポットetc.etc.
このような方と何を対話するのでしょうか?

では、推奨する人々のメンタリティをみてみれば、
逆に欠点が判明するのではとみてみました。
まずこの 龍青三 オフィシャルサイト
斎藤一人さんがH/Pに出てくる時点で、ちょっとひいてしまいますが、
この中に明らかに誤りがあります。

◆国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局のアヌープ・シン局長が10月29日、東京都内で開いたセミナー(IMF主催)で「アベノミクスの1年目」をテーマに講演し、このなかで、安倍晋三首相が掲げている「アベノミクス」政策の「三本の矢」(大胆な金融緩和と機動的な財政出動、成長戦略)の効果について、「日本の株式市場などに多くの海外資金が流入するなど『日本が世界の経済地図の中心にきた』」と高く評価したという。

(中略)

アヌープ・シン局長は、日本が文字通り「黄金の国ジパング」であることを実感している。それは、「天皇の金塊」と言われている「日本の真の財力」を熟知しており、世界支配層(主要ファミリー)の名実ともに「頂点」に立っていることをよく理解している。

通貨についても、国際基軸通貨が、すでに米ドルではなく、「円」に移っていることも、身に染みて知り尽くしているのだ。「日本が世界の経済地図の中心にきた」という言い方が、何よりもこのことを証明している。

二年前の記述とはいえ、アベノミクスが破たんしたことは、もう常識。
円高・株安に向かっている現在の目からすると、
日本と日本人を礼讃するTV番組同様、
負け犬の遠吠えはもうやめにしたいものです。

次に少し辛口の肯定論を 高橋五郎氏の「天皇の金塊」
なかなか難しいのですが、
この方のH/Pをみると、
・邪馬台国は日本にはない
・(古代の)話は出雲から始まる
など、明らかな誤りがあります。
(詳しくは、歴史時代としての弥生以降記紀神話からの脱却を)
この方も「日ユ同祖論」に感情移入しながら、
日本古代史のリアリズムについては考慮しないタイプ、
と言えると思います。

今の日本人に必要なのは、
「皇国史観」を裏返したような、ひねた陰謀論ではなく、
グローバルな世界で考えるリアリズム
だと思うのですが・・・。

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