どうにもならない健康本

「理論よりもカネ」

昨日、地方新聞の一面記事下に、
大々的な書籍広告がのっていて骨粗しょう症に関するもの。
「骨折、歩行困難、寝たきりにならないために」とか、
「50歳以上の女性の 3人に一人が骨粗しょう症、
骨粗しょう症は寝たきりの最大原因」とか書いてあって、
今ちょうど、イントロダクションの、
「閉経後症候群」というレジュメを作っていたところなので、
アマゾンで少し詳しく見てみました。

「50才以上の女性の3人に1人が骨粗鬆症?骨粗鬆症は「寝たきり」の最大原因!!骨密度と骨質の両方を改善する「骨強化成分」を科学的に検証!」
ということなのですが、
あまりよくわからないので目次を見ると以下の通り。

はじめに
第1章 骨粗鬆症は寝たきりの最大原因
第2章 骨粗鬆症の検査、診断、治療
第3章 骨粗鬆症を防ぐ・治す生活
第4章 なぜプロテタイトが骨粗鬆症を改善するのか
第5章 プロテタイトで骨密度が改善した症例
第6章 骨粗鬆症・プロテタイトQ&A
あとがき

この犬山康子というのは、
「医療ジャーナリスト。1959年生まれ。出版社勤務を経てフリーランスとして活動。子どものアレルギーをきっかけに健康・医療に興味を持ち、自然療法、東洋医学などの研究、執筆活動を展開中。一児の母」
ということなのですが、結局臨床経験は全くなし。
また監修をやっている医師関口由紀というのは、
「女性医療クリニックLUNAグループ理事長/横浜市立大学客員教授/女性医療ネットワーク理事/日本泌尿器科学会専門医・指導医/日本東洋医学会専門医・指導医/日本透析療法学会専門医/日本性機能学会専門医/日本排尿機能学会認定医/医学博士/経営学修士。2005年横浜元町女性医療クリニック・LUNAを開設。現在は女性医療クリニックLUNAグループの総帥として、横浜・大阪に3つの女性医療専門クリニックを展開し、世界標準の女性医療を目指している」
ということで、医師というよりはバリバリの女経営者といった方が早い。

で、この本がなぜインチキかといえば、
女性ホルモンエストロゲンの機能と、
それが低下する更年期後の女性の体との因果関係のとらえ方が非常に弱い。
それと、何だか知らないサプリメントを勧めているのですが、
これも、
「Ⅰ型コラ-ゲンタンパク質に、 カルシウム・リン・マグネシウムのミネラル成分の 結晶体が沈着結合した、コラーゲン含有ミネラル 複合体です。 骨形成に必要なカルシウム等のミネラル成 分の体内吸収効率向上を実現した、水溶性の 骨密度・骨質改善素材です。」
ということで、理論的に完全に破たんしている。
おそらくこんなのをのまされたら、
骨はますますスカスカになっていくだろうし、
今のご時世だと放射能のストロンチウムがカルシウムと競合拮抗するので、
かなり悲惨な結果になってしまうかもしれない。
言論の自由というのとはまた違う書籍広告によるサプリメント販売なのですが、
金にさえなれば何でもいいという姿勢が見え見え
で世も末だなと思われました。
日本人の知的レベルが衰退しているので、
そこにつけ込んだあくどい商売がはびこってしまうのですね。

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