サウジ石油施設攻撃

「国際政治は揺れている」

昨日の新聞やテレビニュースは、
サウジアラビアの石油施設への攻撃を大々的に報じ、
「トランプ氏報復示唆」とか、
「生産中枢まひ 市場に衝撃」とかの文言で、

世界最大級の産油国サウジアラビアの石油施設への突然の攻撃。
生産の中枢はまひし、供給能力の半分が一夜にして失われた。
原油輸入の 4割近くをサウジに頼る日本の影響は避けられそうもない。

などとして不安をあおっている。
しかし、イエメンのフ―シ派によるこのドローン攻撃、
元々はサウジとアメリカとアラブ首長国連邦が仕掛けたものだということが、
以下の記事を見ればはっきりする。

戦争は、2015年3月、イエメンからのいかなる挑発もなしで、アメリカに支援されたアラブ首長国連邦も含むサウジアラビア連合によって開始された。引き金となった要素は、 イランと提携している主にシーア派の反政府集団フーシ派が、2014年末にサウジアラビアが支援する腐敗した独裁者を追い出したことだ。彼がしっぽを巻いてサウジアラビアの首都リヤドに亡命すると、サウジアラビアがイエメンに空爆作戦を開始したのだ。
これまでの四年にわたるイエメンでの大虐殺は約2800万人の国民にとって災難以外の何ものでもなかった。国連は国民の約80パーセントが飢えと病気で苦しんでいると推定している。
先週発表された国連報告は、一般人や公共インフラを無差別に爆破したサウジアラビアとUAE戦闘機に、軍用飛行機や軍需品や兵站の物惜しみせずに供給したアメリカとイギリスとフランスを、明示的に大規模戦争犯罪での共謀責任があるとしている。

別の筋からの情報によっても、
そこらあたりがより明確になるので桜井ジャーナル氏から引用。

今回の攻撃についてアメリカのマイク・ポンペオ国務長官はイランが実行したと非難、イランはその主張を否定している。またイラク領からの攻撃があったとする情報もあるが、これをイラク政府は否定した。
現在、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアはイランに対して経済戦争を仕掛け、軍事的な圧力を強めている。イランに対する侵略戦争は無謀だとアメリカの統合参謀本部は判断しているが、ポンペオやマイク・ペンス副大統領のようなキリスト教系カルトやシオニストはイランの破壊を目論んでいる。

ということで、
トランプ政権の内部も決して一枚岩ではないことが分かる。

CIA Director Mike Pompeo, left, listens as Vice President Mike Pence speaks in the Vice President’s Ceremonial Office in the Eisenhower Executive Office Building in the White House complex in Washington, Monday, Jan. 23, 2017, after Pompeo’s swearing in. (AP Photo/Susan Walsh) ORG XMIT: DCSW132

それよりも何よりも重要なことは、
9月10日にトランプがボルトンを解任したこと。
植草一秀氏によれば、この解任非常に重要で、

ボルトン氏がトランプ大統領に対しても、公然と批判を展開しつつ、政府高官の要職にとどまってきたのは、ボルトン補佐官が巨大な後ろ盾を有してきたからだと考えられる。
ボルトン氏の後ろ盾こそ、米国の支配者、政権を支配する闇の支配者
ディープ・ステイト
である。
ボルトン氏は米国の対米通商交渉にも関与していた。
米中が通商交渉で妥結することを妨害してきたのだと言える。
――(中略)――
米国の影の支配者は言うまでもない。
巨大資本である。
巨大資本は軍事資本、金融資本、多国籍企業に代表される。
トランプ大統領は多国籍企業の意向に反する施策を採用してきたが、軍事資本、金融資本とは相互依存関係を形成してきたと判断できる。
しかし、軍事資本とトランプ大統領は同床異夢である。
トランプ大統領は米国が世界の警察官の役割から離脱する方向に軸足を定めている。
これに対して軍事資本、軍産複合体は、これに真っ向から反対している。
――(中略)――
トランプ大統領は米軍の国外でのプレゼンスを引き下げる意図を有している。
その行動を妨害してきたのがボルトン補佐官だった。
このボルトンを更迭したことで、米国の対外政策が重要な変化を示す可能性がある。
この点をしっかりと認識する必要がある。

ということです。
国内のメディアは本当の所を報道しないので日本国民はお花畑状態
なのですが、
国際政治の前線はかなり激しく揺れ動いているといえそうです。

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