サプリメントでもなく、民間療法でもない「第三の処方箋」

PROTOサイエンス会長 朝比奈 省爾

会津若松市出身。中央大学法学部を経て、日本獣医畜産大学卒。
開業獣医として診療を続ける過程で未知の「エネルギー」に遭遇し、現代医学では難治とされる種々の疾患を手がけ、臨床的知見を収める。
04年に首都圏に移転してエネルギー療法に勤しむ傍ら、多くの人々にこの力を伝えている。著書:「超次元パワー」(ごま書房)

臓器移植や再生医療の発達・生殖補助医療の進歩、さらに遺伝子診断の進展など高度先端医療の発展は従来の生命観・倫理観を大きく揺るがしつつあり、その行き着く先は、神の領域を侵すのではないかと危惧されるほどです。
しかしその一方で、成人病や生活習慣病の増加は留まるところを知らず、さしもの近代的医療もその特色を充分発揮できないことも否めません。こうした分野では、19世紀的な局在病理説が既に有効性を失っており、現代医学は単なる延命治療になっているともいえるでしょう。

確かに、西洋医学はこの何世紀かにわたって、医学の進歩に多大なる貢献をしてきましたが、300年以上経過した現時点で一定の限界が見えてくるのはやむを得ず、その疾病観・人間観の変更が必要とされているといってもよいかと思います。
つまり、DNAの発見やゲノムの解読により、現代科学は生命現象を分子レベルまで探ることに成功しましたが、DNAに書かれていたのは、約3万種に上るとはいえ、あくまでも細胞内外の部品の図面にしか過ぎず、ミクロなパーツがまとまって動き出すメカニズムは、未だ解明されておらず、生命の謎は依然神秘のベールに包まれていると申し上げられます。

《現代医学の疾病観とその問題点》

疾病観

現代医学における疾病は、「生体の恒常性が不可逆的に侵害された状態」と定義されます。つまり、身体は良くなったり悪くなったり変動はしても、一定の範囲内であれば調節能力が働いて状態が元に戻るというものです。
しかしその範囲からの逸脱が重大になると本来の調節機構では元に戻せなくなり、この状態が病気とみなされるわけです。

この定義自体は妥当なものと考えられますが、ともするとここから「対症療法」のみを優先する考えが派生してきます。つまり《熱があったら解熱剤》・《胃腸が悪ければ消化剤》・《咳が出たら咳止め》という考え方です。一見すると合理的なようですが、実はここに深刻な問題が潜んでいるのです。

ここで、糖尿病に例を取ってお話しすると、これは膵臓からのインスリンの分泌不足が原因となる病気で、インスリンの注射で血糖値を下げることが治療の基本となります。しかし、体外からインスリンが補給されると、膵ランゲルハンス島はインスリンを分泌しなくてもよくなるので、逆に委縮してしまうのです。これを果たして治癒と呼べるのでしょうか。
同様なケースは高血圧でもみられ、何らかの原因で血圧を上げる必要があると身体が反応している高血圧の場合、外から降圧薬を投与すると確かに一時的には血圧が下がるのです。しかしこれを感知した血圧調節中枢は、まだまだ血圧上昇が不十分と判断してしまい、さらに血圧を上げる指示を出すこととなります。これもまた、極めて矛盾した事態といえるのです。

確かに、投薬によって一時的に症状は緩和されるが、それが生体本来の機能を低下させるなら、根本的には自然治癒力を高めるべきだというのが私達の考えです。

また、臨床検査の急速な進歩により膨大なデータが提供された時、一人ひとりの患者と向き合ってその体質などを考慮するよりも、検査数値を元に戻すことが医師の仕事になってしまうという事態が起こります。薬にはすべて副作用があるため、ある種の投薬を開始するとそれに対処するため次々と新たな薬が処方されるのが、現代の医療現場ではないでしょうか。

《第三の処方箋が必要》

医療における情報公開の遅れも手伝って、現代医学に不信感や不安を持つ人々は健康食品に向かうわけですが、これとても安心は出来ないのが実情です。先ほどの対症療法という意味は各種のサプリメントについてもあてはまりますし、また医薬部外品についても注意が必要です(化粧品等のグルコサミン・コンドロイチン硫酸・ヒアルロン酸等の大量添加など)。

では、代替医療に関してはどうなのでしょうか。
現代医学を補完するという立場に立つ人々もいれば、漢方や東洋医学の体系を自らの立脚点とする立場もあり、さらにそれらとは全く異なる概念に拠っている流派等さまざまなようです。また、注目すべき成果を上げている組織もあれば、単なるプラシーボ効果と区別のつかないようなものまで千差万別で、現状では一定の基準はないといわざるを得ません。

アストラル体の秘密

結局これらに欠けているのは、統一した疾病観・人間観・世界観であり、私達はサプリメントでも単なる東洋医学でもない、「第三の処方箋」が必要だと考えております。
すなわち、現代医学が病理学的変化を器官・組織・細胞というようにミクロにとらえ病気の原因を局所に求めるのに対し、私達のエネルギー療法では病気をまず《エネルギー体からの肉体の乖離》ととらえ、また全体の変調が局所に出現すると考えます。

それはまた、何らかの変調に対し、何かを加えたり何かを除去したりするのではなく、まず「エネルギー体」の歪みを「超能力」で糺し、それが細胞の物質代謝を通じて肉体に反映されるとする立場です。このエネルギー療法において、細胞学・生化学・分子生物学・免疫学等の最新の知識が重視されるのはこのためにほかなりません。

細胞レベルの変化は以上のように考えられますが、「エネルギー体」自体に潜む問題もあります。「霊的マイナス要因」・「現世での生き方の問題」・「アストラル体の傷」などがそれであり、これらを解決しない限りエネルギー体の歪みは修正できません。しかしこれらを簡単に浄化できるのも私達の「超能力」の特長であり、現代医学では対処できない重病や難病が軽快していった事例は枚挙にいとまがありません。

こうした問題の他、「環境因子(電磁波・化学物質等)」や「食養生」などは、病気の背景要因と呼ばれ、これらすべてが解決された時、人類はほぼ病から解放されると私達は考えております。永遠の生命は私達の力を持ってしても不可能ですが、人々がみな健康で美しく、生きることを謳歌する充実した老後が万人に実現されるのではないかと思われます。