原発村とは何か

「まさに田舎の村の一駒」

関西電力のマージンないしバックマネー受取事件に関しては、
植草一秀氏の下記のような見方が正当だと考えられます。

日本の原発ビジネス実態の一端が明らかになった。
関西電力の八木誠会長や岩根茂樹社長など役員ら20人が、原発のある福井・高浜町の元助役から、合わせて約3億2000万円もの金品を受け取っていたことが明らかにされた。
これは氷山の一角である。
原発放射能汚染マネーの還流事件は、臨時国会の最重要テーマのひとつになる。
――(中略) ――
マスメディアは金品を渡していた高浜町元助役の森山栄治氏が地元で恐れられていた人物であったことを強調するが、事件の本筋とはかかわりのないことがらだ。
10月2日の会見で金品を受け取った20名の個人名と受領金額等が公表された。
受領金額がもっとも多かったのは常務執行役員の鈴木聡氏で1億2367万円、次いで元副社長の豊松秀己氏で1億1057万円。
このほか、森中郁雄副社長が4060万円、八木誠会長が859万円、岩根茂樹社長が150万円であったとされた。
調査委員会は昨年7~9月に調査を実施している。
しかし、これまで一切、事実関係が公表されることはなかった。
金品を受領した者が受領した金品の多くを返却したとされるが、返却したのが問題発覚後であるなら、事案の悪質性は減殺されない。
調査報告書には森山氏について「自身やその家族の身体に危険を及ぼすことを示唆する恫喝」があったなどの記載があるが、金品受領を正当化するための方便でしかない。
この調査結果は取締役会にも報告がなかった。
森山氏は高浜町の助役を辞めた後、地元の建設会社である吉田開発の顧問を務めた。
この会社から森山氏へ、手数料として約3億円が支払われており、建設会社は関西電力から原発関連工事を受注していた。
吉田開発の2013年の売り上げは約3億5000万円だったが、2018年には6倍の約21億8000万円に拡大した。
10月2日の会見で関西電力の岩根茂樹社長は、森山氏と面会して(社長)就任のお祝いを受領した際、お菓子か何かと思っていたら、その下に金貨が入っていて非常にびっくりしたと述べた。
時代劇の悪代官と悪徳政商のやり取りを彷彿させる場面が吐露された。
渡された金品の返却を申し出ようとしたところ、森山氏から
「なぜわしの志であるギフト券を返却しようとするのか」、
「無礼者 わしを軽く見るなよ」
などと激高され、返却を諦めざるを得なかったの状況があったとした。
これが事実であるなら、取締役会で事実関係を精査した上で、企業としての対応を検討し、実行するのが当然である。
企業の中間管理職が私的に悪事に手を染めたのとは次元が異なる。
企業の最高幹部として、こうした状況を重大事案として取締役会で検討、対応するべきことは危機管理の初歩の対応だ。
現実の対応として、関西電力幹部は巨額の金品を受領し、私腹を肥やす行動を取った疑いが濃厚だ。
金品返却の行為が、問題が発覚した以前のものだったのか、問題発覚後のものだったのかが決定的に重要になる。
原発にかかる費用は電力消費者が支払う電力料金から賄われる。
また、原発立地自治体には国家から巨額の交付金が支払われる。
これらの公的資金が原発事業支出の原資である。
その資金が電力会社幹部に還流して、電力会社幹部が私腹を肥やす行動を取っていた。
刑事責任が厳正に問われなければならない。

しかしこの件、もっと違った角度から見ると、
次のような感じになる。

原発運営電力企業としては、関電は、東電・九電とならんで頗る評判が悪く、闇の勢力と癒着し、企業体制が腐敗していると評判だった。
半世紀前ではあるが、関電の発電担当幹部の多くが、山口組と関係を持ち、入れ墨を入れて組員になっている者が多かった。
関電役員にいわせれば、「墨を入れなければ舐められて仕事にならない」という世界だったのだ。
それはクロヨンダムなど、戦前の日電時代からのダム工事が、暴力団と完全に癒着し、殺人などの犯罪も、警察に報告もせず、闇に葬ってきた名残である。
――(中略) ――
若狭地方の原発建設は、すべて関電のものであり、上に述べたような暴力団と癒着した現場のなかで建設工事が行われてきた。
原発の被曝が避けられない現場要員は、多くが放射能や被曝について無知な、釜ヶ崎や山谷の日雇い労働者が「人夫出し」といわれる暴力団員手配師が、欺し欺し現場に連れてきて、凄まじい被曝作業を強要したのである。

要するに、原発のような巨大利権が発生すると、
そこには様々な人間が群がり、
地元企業は何とか受注を獲得したいと思うのは必然。
そこへ様々な手配師が出現し、
地元での利害調整をするために政治屋や行政屋も当然群がってくる。
そして、具体的な人足の調達にかかわるのは、
やばい仕事であるため当然やくざたちがしのぎを削る。
関電でなくても東電でもどこでもいろいろあったようですが、
現段階ではっきりしているのはやはり東京電力の闇体質。
東電OL殺人事件をはじめ、
“原発に最も近い病院”の医師が焼死…次女が語る孤独な闘い、
その他さまざまな闇が原発近辺では無数に上がってくる。
子供の頃、会津も奥只見の電源開発事業が立ち上がったのですが、
これは子供が触れてはいけないような雰囲気が立ち込めていた。
人足がいれば当然食糧調達、女の調達、タコ部屋の調達などで、
地元にはある種の活気がわいてくると同時に、
金に群がる様々な人生模様が交錯してくる。
水力発電でさえそうなのですから、
本来的な目的が核武装である原発などになれば、
その構図は単なる利権を超えて、
米欧日にまたがる原発マフィアが形成されてくるわけです。
背広を着てコンプライアンスなどと言っていると騙されますが
彼らの実態はまさにやくざそのもの。
そしてそこに群がる稲田をはじめとした政治屋は、
マフィアの下請けと考えた方がよくわかる。

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