抗原抗体反応とは(1)

「近現代医学の神話」

今月は「イントロダクション」の「アレルギー関係三部作」、
を作ろうということでいろいろまとめているのですが、
どうも勉強を続けてくると近代医学の重要な概念である、
「抗原抗体反応」というものに疑問を呈さざるを得なくなってくる。
以前もお話ししましたが、
抗原抗体反応というものはあまり特異的ではないことが混乱を生じている原因。

私達は70年代の終わりから80年代初めにかけての免疫学を学んだわけですが、抗原抗体反応というものは非常に特異的だということを教えられた。
しかしその後の免疫学の進歩により、様々な非特異的な免疫応答というものも発見され、生存のためにはその方が合理的であるということが分かってきたようです。
ドクター崎谷博征が言うように、
「抗体というタンパク質は、基本的に特異度が低い、つまりある特定の抗原に反応するものではありません。環境中には何万という無数の抗原があり、それに対していちいち特異的な抗体を作るというような膨大なエネルギーのかかる無駄な作業を生命体は行いません。」
これが交差反応が起こる原因であり、ために抗体検査というものが感染症の確定診断には向いていない、という結果を来し、ひいては、抗体検査ではPCR検査の数十倍もの人が新型コロナウイルス陽性と出るという結果につながる原因なのです。」
ドクター崎谷はさらに次のように指摘。
「医学界(感染症学会)は、ウイルスに対する抗体検査が、臨床の現場での感染の確定診断(gold standard)としてきました。過去記事でもお伝えしてきたように、それは大きな間違いであることが今回の記事の混乱でも明らかになりました。」との事。

以上は抗原抗体反応を非常に新たな観点から位置づけた 、
いわば脱近現代医学から見た場合の記述となりますが、
未だに近現代医学の地平線から離れられない人々は、
今回の大規模接種で判明してきた有害事象を様々な名前で呼んでいる。
例えば荒川央氏の説をベースとして論じている以下の文をご覧下さい。

コロナワクチンの大規模接種前から予測されていたことですが、遺伝子ワクチンの作用機序からして、まず抗体依存性自己攻撃(抗体依存性増強ADEの事と思われるー筆者注)が懸念されました。従来の伝統的なワクチンではなく、遺伝子ワクチンなんです。遺伝子を体に注入して細胞内に導入し、細胞にワクチンの抗原となる物質を作らせる。たとえばコロナワクチンの場合、スパイクタンパクの遺伝子を使っていて、それに対する抗体ができる。この抗体が攻撃するのはコロナウイルスであり、コロナワクチンを受け取った細胞、この両方です。
――(中略)――
ワクチンの成分を受け取った細胞を免疫系が攻撃するのは、自己免疫疾患と同じような作用機序です。
――(中略)――
大規模接種前から予想されていたリスクとして、抗原原罪があります。
まだ抗原感作されていないB細胞のことをナイーブB細胞と言いますが、これが抗原に出会い、抗体を作ります。抗原原罪というのは、ある抗原(ウイルスなど)に対する抗体を持っていたら、似たような抗原に対しては抗体を作らない現象のことを言います。
Aというウイルスに対する抗体がすでにあるとします。外から、Aの変異腫であるA1ウイルスが体内に侵入してきた。ここで普通ならナイーブB細胞が作動してA1に対する抗体を作るべきところ、すでにAに対する抗体という”似て非なるもの”を持っているがために、抗A1抗体が作られなくなる。これが抗原原罪です。
抗体依存性感染増強は、ウイルスが抗体を利用して炎症反応を進めたり感染を増悪させたりします。一方、抗原原罪は、似たような抗体を持っていたら、変異株に対する新たな抗体を作るのをやめてしまう現象です。
いずれも、コロナワクチンの導入に伴って実際に起こっています」

面白いのはこの荒川央氏が「新型コロナ」を実在するもの、
と考えている点も私共の観点からすれば非常に古いということ。
結局この話、落とし所は以前も指摘したように次の点となるわけです。

小児や若年者は、今回の新型コロナウイルス感染症にはほとんど罹りませんし、ましてやその関連死亡もありません。
小児でも感染と騒いでいるのでは、PCRパンデミックによるものです。
今回は、小児と成人での、新型コロナへの反応の違いを調べた研究をご紹介します。その結果は・・・・・
なんと成人では、小児よりも血清中の中和抗体(ウイルス感染を特異的にブロックする抗体)価や抗体依存性細胞貪食能が高いこと、およびリンパ球の反応(T細胞活性)が高いことが示されています。
OMG!
つまり、新型コロナに対する中和抗体およびリンパ球(T細胞)の活性化が高いほど、感染しやすく、かつ感染によって重症化・死亡しやすいということです。
ワクチンは、新型コロナに対する中和抗体およびリンパ球(T細胞)の活性化の目的のために行っていることは、みなさんもどこかで聞かれたことがあると思います。
アストラゼネカ、ファイザー、J&J、モデナの遺伝子ワクチンの効能評価も、過去記事や「ワクチンの真実講義」でお伝えしたように、中和抗体やTリンパ球の活性化を指標としています。
ワクチンは、より感染しやすく、かつ死亡しやすくするために行うと言っているのと同じです。

ここで米国議会で証言したスザンヌ・ハンフリーズを取り上げてみますが、
問題の焦点はどうやらここにあるようです。

ワクチンがマーケットにもたらされる以前は、子供達の大多数が、3歳から15歳のあいだに罹患していました。ウイルスがコミュニティの中を循環する一方で、これらの子供達は生涯免疫を持つことになり、基本的に他の者に対して追加免疫を与えていたのです。最も弱い人というのは、赤ん坊か2歳未満の子供です。彼らは、実際の病気に対する母親の自然免疫で守られていました。これは審査済み医療文献においても良く知られていることです。つまり、より長く、より強い免疫を脆弱な赤ん坊に与えていると。
では、ワクチン化の後に何が起こったかというと、こういった赤ん坊はもはや守られなくなったのです。そして現在、ワクチン接種の結果として、ワクチン接種された母親は。。。再度、これは審査済文献によるものなので、お知らせできることを嬉しく思いますが、これらの母親は、よくても、非常に制限された免疫を与えることしかできなくなったのです。おそらく三ヶ月間の。
授乳中であっても、あるいは胎盤からのものであっても、妊娠期間中のですね。ですから、こういった赤ん坊はワクチン接種のために、直接的に保護されることはなくなったのです。より歳をとった大人は、ウイルスの循環に直面したため、生涯守られていましたが、もはや守られません、それが実際に起こったことです。

抗原抗体反応というのは神話であった、ワクチンは最早感染を防御するものではない
と考えるのが正しいと言えます。

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