南極で古代の巨大都市遺跡?

「トンデモ本が売れるのは・・・」

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ネット上で昨日、
「南極で古代の巨大都市遺跡を発見か!?」
「ピラミッドのような人工物の報告も! 」
という噂が流れました。
また、ある人は、
「南極大陸が出来た具体的な事は分かっていない部分が多く、学者の中には「ポールシフト(磁極・磁場の急転換)によって温暖な場所にあった南極大陸が極寒になった」等と主張している人が居るくらいです。それだけに、この記事はとても興味深い話」
などと興奮しています。
しかし、YES/NOでみてみると、圧倒的にNO。
また、情報元である考古学者で冒険家のジョナサン・グレイ氏の著書
をみてみても、信憑性が薄いようです。

磁極・磁場の急転換と似たような原因を、
超古代文明の突然の終わりと関連付けたのは、
「神々の指紋」のG.ハンコックで、
彼もやはり南極大陸の下に触手を伸ばすのですが、
先にYES/NOでみたとおり、地球規模の大変動の原因は地球膨張論。
上記ブログのコメントに、
「氷河期は海面が今より100m低かったそうだから 世界中の海面下に遺跡がありそうだな  沖縄にあるのも恐らくそういう遺跡だと思う」
などというのも寄せられていますが、
地球膨張論からすれば、
地質年代と歴史年代を混同したとんでもない誤解。
星野通平教授によれば、海水準は、
白亜紀中期(約1億年前)と比べると4000m、
中新世末(約530万年前)からは2000m、
鮮新世末(約170万年前)と比べても1000mは上昇している、
というのですから・・・。

それより何より、
上記サイトに添付された雑誌「ム―」の表題をみて下さい。
もっともらしい内容で、歴史学者か科学者かわからない人々が、
縦横無尽に筆をふるっています。
でも、私達がこれまで知り得たことからするとほとんどがアウト。

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>>古代日本シュメール王朝
そんなものはなかった。
日本のシュメール文字の正しい解釈は、川崎真治「日本最古の文字と女神画像」を。

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>>古史古伝「九鬼文書」が明かす
古史古伝はすべて記紀の後に成立した贋作。

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>>真説「ム―大陸」と
アトランティスやム―はなかった、もちろんレムリヤも。

キリガないのでこれ位にしますが、
何とも悠長な人々ではないでしょうか。
ただ、単なるトンデモ本で終わってくれればいいのですが、
これがおかしなナショナリズムと結び付くところが問題。
イデオロギー絶対史観で物事を判断し、
整合性や合理性などの対極にある姿勢が、
薩長皇国史観にからめとられていく
わけです。
事実関係をきちんと考えねば、この国の危機は解決されません。

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