大麻で逮捕
「報道の姿勢が村感覚」
昨日、「元女優・高樹沙耶容疑者を逮捕 沖縄で大麻所持容疑」、
というニュースが流れました。
この件、本人が元女優で、かつ、
先の参院選で「医療用大麻合法化」を訴えて出馬(落選)した、
という経歴の持ち主。
ちょっと舞い上がり過ぎて、
当局がコケにされたという側面もあるのかもしれませんね。
最近この手の事件やたら多く、
「「大麻で町おこし」の会社社長、所持容疑で逮捕 安倍昭恵さんもかつて視察」
とかもありましたし、
何ヶ月か前には、
「末期がん患者が最後にすがった大麻は違法か? 劇的改善の被告が「命守るため」と無罪主張 司法の判断は…」
というニュースもありました。
こうした側面からのアプローチが正攻法だと思うのですが、
今回の元女優の件は、
下ネタがらみや、TVドラマがらみで、ヌード写真と共に、
かなりえげつない取り上げ方をされていました。
まぁ、こうして庶民感情に訴えて、
大麻を駆逐しようとするわけでしょうが、
実は大麻禁止は、戦後GHQの命令で行われたもの。
「なぜ大麻取締法はできたのか」をみるとよく分かります。
さらに、チョット詰めが甘いけど、
「日本で大麻が禁止されている本当の理由」
も参考になるでしょう。
で、今欧米では、合法化に向けた取り組みが進行中。
日本は、世界に逆行しているというのが実体。
だっから、このバカ顔が、
ドサクサにまぎれ、タバコを1000円にしようなんて言うんです。
(出典:http://jp.reuters.com/article/suga-islamicstate-idJPKBN0L60JI20150202)
大麻、タバコからヒッピー、ロックンロールまで、
日本は異質なものを排除する村社会
といえそうです。