電通の過労自殺

「中小・零細の格差」

昨日の新聞に、
電通で過労自殺した高橋さんのお母さんの手記全文が掲載されていました。
ご遺族の心痛やご本人の苦しみには、
心からお見舞い申し上げますが、
でも、読み終わって考えさせられたことがあります。
それは、このお母さんの視点が大企業にしか向かっていないことです。
手記の最後の、
「まつりの死によって、世の中が大きく動いています。まつりの死が、日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、まつりの24年間の生涯が日本を揺るがしたとしたら、それは、まつり自身の力かもしれないと思います」
というくだりですが、
日本の構造的な問題としての、
大企業と中小・零細企業の格差には思い至られていない、
という気がするのです。

実は、中小特に零細企業の経営者の自殺をみると、
公式発表がないので分かりませんが、
かなり多発しているようで、
これを、大企業社員以外の構造的自殺と看做すのは、
私の偏見でしょうか。
ちょっと検索するといっぱい出て来ますが、
大田区の経営者の自殺の実態。対策と支援について
中小企業とは?~零細企業との激しい格差
年間3万人の自殺者に思う。日本は一度失敗してもやり直せる社会になれるのか?」
などをみれば、大企業を頂点とするピラミッドの底辺で、
日夜苦しむ中小・零細企業経営者の実態が垣間見えそうです。
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(出典:http://www.malink.net/blog/blog01/)

私の家も田舎の零細企業でしたが、
父母は働き詰めで、
朝は4時・5時~夕方は6・7・8時くらいまで、
従業員は居るは、お客の対応など有るわで、
もちろん、日曜祭日もなしという感じの日々でした。
そして借入の返済集めに、毎日地元の金融機関が何社も来ていた、
のを思い出します。
70年代以降は売り上げ状況はよくなったものの、
今度は求人難。
大企業の青田刈りなど夢のまた夢、
その場しのぎのアルバイトなどで難をしのいでいたように思います。

新卒の就職率が6割・7割と悪かった頃も、
大学生や高校生自身にはもちろん、
その両親など殊に、中小・零細企業への就職、
という選択肢は、はなから無かったと考えられます。
「それは資本主義だから仕方がない、
経営者がキチンと管理できないのが悪いのだ」
という方もおいででしょうが、
恐らく日本の中小・零細企業のほとんどが家族経営であり、
行き詰った時は、法人としての有限責任ではなく、
個人としてのすべてをもって償わねばならない状態と言えます。
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(出典:http://01.gatag.net/tag/%E4%BC%9A%E8%AD%B0%EF%BC%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%89/)

ですので、こうした構造を改めるには、
寄らば大樹の陰という国民意識を変えていく
ことが必須なのではないかと思われます。
それに今回の電通の捜査だって何も過労死を調べたいわけではなく
マスコミによる世論誘導の実態調査が目的。
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また、何のかのと言って、
この会社、しょせん政府・財界と癒着した、
御用代理店じゃないですか。

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