微妙な誤解が累積

「事実誤認と自己満足」

新聞の記事を読んでいると、
言葉の一つ一つの定義が微妙に違っていて、
自家撞着を起こしているというケースがかなり多いのではないかと感じました。
まず、社説の下の「居酒屋の倒産が増えている」という記事。
論説編集委員という人間が書いているのですが、
「 景気は回復傾向が続いているのに倒産が増えているのはなぜなのか」
ということで 、
「主な要因は人手不足と客足の減少」だとされます。
で、問題は居酒屋の売り上げが減っているわけですが、
「2017年の一世帯あたりの消費支出は24.3万、
02年の27.0万から1割近くも減っている」とのこと。
だとしたら、客足の減少の原因はここにあるのではないか、
また、景気回復といってもごく一部の大企業の利益が増えているだけで、
99.6%の中小零細企業の利益はカスカスなのではないか。
大体、景気が回復しているのなら実質賃金が増えていなければならないのに、
各種統計からするとこれが増えていないのですから景気は悪いわけです。
この論説編集委員完全に矛盾したことを平気で言っている。

もう一つ見かけたのは投書欄の79歳・無職・男性の記事。
なんでも 、
「傘寿を前にして、カラオケで元気にやっている。
平均寿命が男81歳、女87歳 ということで、
あと何年生きられるかわからないけれども元気に歌い続ける」
という、一見微笑ましい記事。
でも、この中に重要な事実誤認があり、
79歳の男性が何歳まで生きられるかは、
平均寿命ではなく、平均余命で考えなければならないことを誤解している。
小さな誤解なのですが、これが積もり積もると、
生涯の生活費の計算や住宅の問題などをしくじることにも繋がるわけです。

一つ一つの言葉の定義を大切にして行かないと、
何が問題なのかを厳密に考えることができないわけですが、
もう一つ問題なのは、見たくない事実を見ない傾向です。
これは昨日のポーランド戦に関するネットで明らかになったことですが、
試合前には、
「ポーランドには勝てるだろう」と言う希望的観測が多かったのに、
蓋を開けてみると0:1で負け。
私は、 スポーツのことはわからないのでいつも読んでるブログで知り、
ポータルサイトで確認をしようと思ったのですが、
少なくとも昨日の朝の段階では「負けた」 という記事が出ておらず、
「 決勝トーナメント進出」という記事ばかり。
まさに、全滅を玉砕と言い換え、撤退を転進と言い換えるような状況
が現在の日本を覆っているようです。

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