田舎の准教授

「本など書くより現場へ行け」

昨日の日曜日の新聞の読書欄で、
「自立なおざり 戦後の日本人」という題で、
古川雄嗣という著者の「大人の道徳」というのが取り上げられていました。
「国家の権力を我がもの顔で振りかざす政治。それが何をもたらすか自分の頭で考えようとせず、周囲の空気に流されるまま、もっぱら自分の夢や欲望や金を追い求める人々」
と言うのですが、ちょっと違和感が。
「近代民主主義を担う市民としての 厳しい意識がなく、大人になりきれていない」
「束縛を嫌う近代的自由だけを追求して、挙句には安直に前近代への回帰をしていく」
のが今の日本人なのだと嘆きと怒りをぶつける著者なのですが、
いやー、そう言われてもねと感じるだけでした。

私自身にしてみれば、
もちろん今の日本社会がいいとは考えておりませんが、
かといって、周囲から政治的行動を強制されたり、
何らかの署名を求められたりしてもあまりやる気はない。
だって、安倍がどうの自公政権がどうのと言ってみたって、
これは戦後の国際的なパワーポリティクスの中から生まれた徒花であり、
根本のところを変えていかないと人の一人や二人変わってみたって仕方がない。
それに、日本国民だって根っからのバカではないのだし、
根本的な教育とか医療とかの分野の理念が変わり、
方向性が見出せれば国民だってそっちの方へ行くはず。
それを阻んでいるものが何か、
という問いがこの著者には欠けているのではと思いました。

そして、それこそ欧米列強の植民地支配であり、
現在も続く国際金融資本による収奪であり、
軍産複合体による 暴力的強制装置なのです。
そうした鎧を隠すようにこの国では戦後形式的な民主主義が採用されたのであり、
天皇の責任は問わず、
政権交代しない二大政党制や現在の自公一強政権ができているわけです。
朝鮮特需やベトナム特需がないと経済も浮揚できなかったのであり、
私たちは子供の頃の貧しい時代などに帰りたくはないわけです。
で、この著者、何をやっている人かと検索してみると、
北海道教育大学の准教授らしい。
そして、驚いたことに、老人かと思いきや卒業して20年もたたないらしい。
90年代以降の失われた30年の中で、
あなたを含め若い世代も随分劣化したなぁ
と感慨深いものがありました。
本ブログの古代史論こそこの人には必要なのです。

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