横浜市長選の評価

「来るべき中国人の日本進出」

先週半ばに副島隆彦氏が横浜市長選挙の見通しについて、
以下のような予測を立てていた。

私の大きな見方では、安倍の勢力は、中国と戦争しようという危険な思想の集団である。このことは、そのお仲間である櫻井よしこ氏の「今こそ中国と戦おう」というような本たちのタイトルを見ていると分かる。
私たちの日本国はアメリカとも、中国とも仲良くやって、世界情勢の厳しいところを、うまく生き延びていかなければならないのである。だから私は7月21日の安倍クーデターが失敗して本当に良かったと思っている。
そして23日の開会式を菅義偉政権は、無事なんとか乗り切った。何が何でもとにかく世界との約束のオリンピックを、どんなにみっともなかろうが「無観客」ででも、乗り切って、開催し、終了させなければならなかったのだ。
幸い、日本国民はオリンピックの試合をテレビでずっと見て、大いに楽しんだ。テレビの視聴率はかなり高かった。私がこれで菅義偉が勝った、と判断した。国民には、お楽しみであるタダで貰える「パンとサーカス」を与えれば、それでいいのである。それが、政治というものだ。
このあと、菅義偉と二階俊博からの安倍晋三への激しい反撃が起きた。このことが今日の私の主題である。前置きが長すぎたて、あまりにもダラダラと書き過ぎると、読み手がきついので、このあとは要点だけをサクサクと書く。
菅政権を倒そうとしていた安倍勢力の主要人物が、一人ずつ引きはがされるように安倍から離れて菅首相についていく姿が如実に見られた。
その始まりは、7月30日に起きた。例の法務省、検察庁の 検察審査会による、安倍晋三の後援会の「桜を見る会・前夜祭パーティ」(2013~2019年の開催分)でのお金の動きについて、安倍晋三を不起訴にした検察庁の判断があった(2020年12月24日)。
それをひっくり返す議決が行われた(7月15日らしい)。検察審査会が下した「不起訴不当の議決である。これで安倍晋三は再び公職選挙法と政治資金規正法の2つの違反での被疑者の立場に戻った。このあと、安倍晋三議員は検察庁に数回、呼ばれて厳しい取り調べを受ける。この7月30日の決議の公表が、政治的にものすごく大きい。菅と二階の側からの、「7.21オリンピック・クーデター」への強い反撃と逆襲である。このあと安倍晋三は、黙りこくって表に出られなくなった。このあとの動きを時系列で書く。
この7月30日に、なんと3A(安倍、麻生、甘利明)の同志である、① 麻生太郎副総理が、安倍前首相の自宅へその日の夜、走り込んだ。そして2人で何を話したかである。この時から、まるで煙幕を張るがごとく女性議員の高市早苗(たかいちさなえ)を総裁選挙に出そう、という妙な動きが表に出た。すでにこのとき、麻生と安倍は腰砕けになって、もう菅・二階ラインを崩すことはできないと分かったのだ。だが、まだ横浜市長選挙がある。
●「自民総裁選 高市・岸田氏出馬は安倍・麻生氏の思惑通りの展開か」
※週刊ポスト2021年8月27日・9月3日号
https://www.news-postseven.com/archives/20210817_1683581.html
この7月30日の検察審査会の不起訴不当は、オリンピックの最中であったから新聞各紙の社会面の本当に小さな記事でしか扱われなかった。朝日新聞だけが比較的大きかった。この記事のことで私はすでに評論を1本書いている。
そして、月が替わって8月3日に菅首相は、ずっと犬猿の仲で口もきかないと言われていた ② 加藤勝信官房長官を自室に呼びつけた。そして2人で話し込んだ。それまでは周りの番記者(ばんきしゃ。メディアの政治部記者の若手)たちに、加藤は、「首相は会ってもくれない。意見を言おうとしても『うるさい、出て行け』 と言われる。これじゃやってられないよ」と、ぶつぶつと発言している。
おまけに官房機密費も菅に取り上げられて、使わせてもらえず、“名ばかり官房長官” と政治部記者たちから呼ばれている。ところが、菅首相が加藤官房長官を呼びつけて話し込んだのだ。菅は加藤に何といったか。
――(中略)――
●「自民党で現実味を帯びてきた菅退陣とポスト菅 横浜市長選で野党候補がまさかのリード」
2021年8月17日 AERA
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a0f60b3fb0599b49c247afe701098db56752f20
立憲民主党から出ている山中竹春氏(やまなかたけはる。元横浜市立大教授)が当選しそうだと書いた。「そんなことはない」と私は予言しておく。この横浜市長選挙は、複雑な構造が背景にある。現職で再選を目指す林文子(はやしふみこ。75歳)のばあさんは、今回で、お払い箱である。彼女は、キレイさっぱり責任を取らされて捨てられる、その係である。
IR(アイ・アール。カジノを含む統合型リゾート施設)というカジノを横浜に持ってくるという話がずっとあって、もうカジノ場は横浜には作られない、ということはハッキリしているからだ。その責任を一身に取ってやめる。
なぜなら、シェルダン・アデルソンという、むくつけき顔をした「ラスベガス・サンズ」のカジノの大物が、1兆円(100億ドル)を持ち込んで、東京お台場の「船の科学館」に、カジノビルを建てることになっていた。ところが、アデルソンは、マカオ(澳門)のカジノ場が、中国の習近平による腐敗摘発の締め付けを受けて儲けが出なくなった。シンガポールのあのビルの上に船が乗っているようなカジノ場もうまくいっていない。そしてアデルソン自身が死んでしまった(2021年1月11日)。 だから東京と同じ運命で、横浜も大阪のカジノ場もできないのだ。
アメリカの命令でIRを推進してきたのは、安倍政権とそれを受け継いだ菅政権である。だから、菅としては林文子に責任転嫁して、自分はコロリとIR反対派に回ってしまった。これが政治家の絶妙な動きである。
――(中略)――
藤木と菅は、この数年、激しく対立し、仲が悪くなっていた。ところがなんとこの土壇場で、菅が7月29日の神奈川新聞に出たのだが、小此木八郎を支持する、と言ったのである。こういう離れ業の、すごい態度転換ができるのが、菅義偉である。大喧嘩をしているはずの相手と簡単に手が組める。
この離れ業のようなことを菅がするから、みんなが判断を誤るのだ。しかも、菅は、このカードを土壇場の一番最後で切る。すべてのカードが出揃って、手口が見えたところで、自分は最後に出てくる。そして事態をひっくり返す。政治家でずば抜けた頭脳をしている者はこの「八艘(はっそう)とび」ができる人間だ。それが本物の職業政治家だ。
だから、⑤ 小此木が勝つことで、菅が勝つのである。左翼リベラル派は、こういうところで大きく判断を間違える。自分たちがいいように、自民党内の抗争に利用され、使われるのだ。 菅首相が、自分に逆らった小此木を支持すると言った瞬間に、横浜市どころか、神奈川県全体の、自民党が一斉に小此木支持で動きだした。だから、自分の横浜の叛乱も菅が抑えた。このように私は考える。しかし、まだ、安倍晋三の残党たちの動きがある。
菅義偉を熱心に支えているのは、同期で国政に出てきた(衆議院議員になったという意味)、本当に泥臭い、寝業師の、ドブ板政治をずっとやってきた政治家たちである。彼らが菅を強く支えている。彼らの動きのことはここでは書かない。
私、副島隆彦は、安倍晋三と統一教会の勢力を叩き潰さないと、日本のためにならないと強く考えている。ここで、政権を奪い取れないと分かった安倍勢力が、バラバラに壊れつつある。しかし、安倍(岸信介)の統一教会の勢力を、簡単に瓦解させることは出来ない。私の希望、願望が急に実現することはない。
なぜなら政治は闘いだからである。これ以上は言いようがない。しかし、ここまで私が解説してきたことで、質の高い、政治談議というものは、どういう風にするものなのか、を分かってもらいたい。 どうせ、私たちは、事態の傍観者(ぼうかんしゃ)であり、戦いを遠くから見ているだけだ。

しかし選挙が終わってみれば副島氏の予測は見事にはずれ
立憲と共産はぬか喜びし自民公明は菅おろしに邁進する形。
藤原直哉など一般的見方によれば、

首相が全面支援、「むしろ悪い方向に空気変えた」…小此木氏敗北に恨み節も
政権・与党、敗北に衝撃隠せず 「菅降ろしの風が吹きだす」
立憲民主党推薦で共産党などが応援した元横浜市立大教授・山中竹春氏に勝利を許したことで、秋までにある衆院選での野党共闘に勢いを与えた格好。首相や政権への大きなダメージとなるのは必至だ。

との事。

しかし問題なのはなぜ副島氏が大きな流れを読み違えたかという点であり、
それは菅が誰と会談したとか永田町内部がどうだとか、
本澤二郎のような政治談義に堕してしまったことのほか、
何より中共・ソ連といった勢力へのシンパシーがあるのではないかと思われる。
私自身は以前この状況を以下のように捉えた。

6月半ば、米特殊部隊により創価本部が襲撃され、池田のミイラ(?)が押収されるという事件があった。勿論メディアでは秘匿されたのですが、これにより創始者の手を離れた創価は以前から背後にいた統一教会が堂々と前面に立ち、我が国は半島・中国勢が完全に牛耳る形となったわけです。首をつなぐ関係で出席せねばならない天皇を尻目に安倍と雅子が早々と欠席を決め、対照的に小池(次期首相?)が喜々として出席したのもこうした背景で、代々木公園の首つり気球はやはり池田の死を象徴したものだった。

そして Twitter に現れた投稿を見ていると、
「【某ネット情報】山中武春候補=『中共のコロナワクチン強制接種による日本人大虐殺計画を推進』してるカバールDS林文子候補者=どんどん中共に売国を仕掛けてる前横浜市長」
とか、当選した中山についても以下のようなツイート。
「SDGs推進の市長か… 横浜終わったな。国家戦略特区に指定されてる横浜市はこれで横浜スマートシティプロジェクトが一気に加速する、特区の特例措置による規制緩和や制度改革で外資系企業の参入も相次ぐだろね。IR誘致反対を公約に掲げてもSDGs推進してる時点でアウトなんだよ」
といったようなきわめてまともな意見が出ている。
現在情報の主体はブログ記事よりも、
Twitter のような短編投稿サイトが 優位になりつつある 。
そこのところを副島氏が読み違えたのは年齢のせいもあるかもしれないが、
また YouTube で訴えている石濱哲信氏のような、
新しい人々の登場を知らないのかもしれない。
実は今回の東京セミナーで感じたことの一つに、
八重洲地下街でファミマに入ったところ中国語によるアナウンスがやけに多く、
商品などもセブンイレブンと違って日本仕様ではないようなものがあり、
一瞬中国にいるような漢字になったことを思い出しました。
横浜市長選の結果は来るべき中国人の日本進出の橋頭保
になるのではないかと今感じております。
石濱氏の今後の戦略がどうなるのかはちょっと不明ですが、
我々にとってはだいぶ肩身が狭くなるのではないかと予想されます。

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