現実を直視すると・・・ 2015年12月

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 皆さんお元気ですか、朝比奈です。
 2015年はイスラム国の日本人人質事件に始まり、パリ同時多発テロから露土戦争寸前の事態に至るなど、かなり緊張した一年でした。この間安保法制が国会を通過し、沖縄・TPP・原発・消費税をめぐる論議がいまだ冷めやらない状況ですが、翻って私たちの暮らしはどうなったのかを見てみますと、「異次元金融緩和でデフレは脱却され日本経済は復活」と断言された直後から家計収入・消費支出がマイナスに転じ、それが連続して今なお更新中のようです。消費増税の嵐と共に個人の家計は圧迫され、家計貯蓄率が既にマイナスに突入していることを考えると、どうやらアベノミクスは完全にアベコベ。最近では誰も本気にしないGDP600兆円とか出生率UPなどのお題目で、自画自賛しているだけの状態です。
 こうした現実から目をそらせるためか、最近では外国人の視点から日本と日本人を礼讃する本が目立ちます。『日本人のここがカッコイイ!』、 『ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由』、『イギリスから見れば日本は桃源郷に一番近い国』、『中国が愛する国、ニッポン』、『外国人だけが知っている美しい日本』などの本が書店を賑わせています。またTV番組でも日本の技術や伝統を過剰に評価する番組を見かけることは、皆様もよくご存じのことと思います。
 しかし、負け犬の遠吠えはもうやめにしたいものです。「戦争には負けたが、日本には欧米とは比較にならない長い伝統がある」とか、「太古から日本には世界に冠たる超古代文明があった」などと主張するのは、唐新羅連合軍に占領された7世紀同様の空回りのナショナリズムといえるでしょう。今の日本の何が世界一かといえば、風俗産業5兆6,884億円・派遣業者数6万5000・パチンコ産業20兆円・アルコール依存症人口、さらに農薬使用量 ・化学物質含有量・食料廃棄率年13億トン74兆円・人口10万人当たりの精神病床数などなのです。まさに今この国のかたちは崩壊しつつあり、真剣にこうした事態に向き合わねばならなくなっているのに、為政者・官僚また私たち自身もどうも鈍感なのではないでしょうか。
 では、来月またお目にかかりましょう。

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