米国金融市場の崩壊
「米国金融市場は今年中に崩壊しドルの価値は減少デクライン(decline)、銀先物市場で売っている分を買い戻すことができないことが世界恐慌そのものに直結しドルの価値を10分の1に下げる」
三日ほど前、副島隆彦氏が銀価格の高騰を軸に、以下のように指摘していた。
ところが、本当のことを言うと、銀の先物市場、COMEX市場の崩壊問題があって、真っ青になってトランプとベッセントが緊急でこの会議を開いたようだ。これは秘密になっている。日本国政府もアメリカに黙っていろと言われていて、一言も銀の話をしない。でも、前後を考えると大変なことがここで起きている。
だから、さっき言ったゴールドマン・サックスが87億オンスの先物の売りの建玉(たてぎょく、未決済のまま残っている契約総数)を仕掛けている。これは20年ぐらい前からやっている。これを返さなきゃいけない。つまり、COMEX取引所に対して買い戻さなきゃいけない。ところが、それに幾らかかるんだといったら、正確には分からないが、どうやら3570億ドル、簡単に言うと、5兆円の損が出るということをゴールドマン内部のリスク管理部が出している。
これは大変なことなんだ。恐らくゴールドマンは時価株式総額が1兆ドルぐらいある。150兆円ぐらいあって、そのうちの5兆円だから、まだ潰れることはないというぐらいの感じで書いている。
このことと同時に、私が年末に大慌てで書いたときには、ゴールドマンに次いでナンバーツーと言っていい、資金量でいえば世界一たくさん金を持っているということになっているブリオン・バンク(Bullion Bank)、一番信用のある銀行である、J.P.モルガン(J.P. Mogan)が5億オンスの先物の売り、ショートポジションを解消しなければいけなくて。それを、去年の7月から密かに売りポジションを持ったまま、別のセクションだろうけれども、銀の買いを始めた。それはロングというが、どうも先物の売りのポジションを必死で解消する動きに出ていた。それが12月になって表に出て、それで激しく銀が値上がりしている訳だ。
ーー(中略)ーー
この事態が現実に起きている。だから副島隆彦がはっきり見抜いた。1月8日に大変なことが起きていたんだ。はっきり言う。ゴールドマン・サックスも潰れる、J.P.モルガン・チェースも潰れる。そして、別個の番組で私がはっきり見たのは、バンク・オブ・アメリカとシティバンクがそれぞれ40億オンスの銀の先物の売りのショートポジションを持っているという噂が流れたと言われている。つまり四大銀行の全てが危ない訳だ。もうこれはアメリカの金融恐慌だ。トランプとベッセントがものすごく慌てたんだとはっきり見抜いた。それが1月8日のことだ。
簡単に言うと、一つの大銀行当たり350億ドル、つまり5兆円ずつ穴をあける。穴をあけるというのは返せないということだ。返せないというのはどういうことかというと、デフォルト(default)といって、破産だ。それぐらいの資金はあるよと言えるような金額ではない。各大銀行がそれぞれ5兆円ずつ返せないという事態が起きたら何が起きるかを考えていた。返せないことをデフォルトというが、破産、破綻という。
そうするとどうなるんだ。ニューヨークの金融市場が崩壊(collapse)を始める。ただ単に銀の先物市場だけの話じゃなくて、一番大きいのが株式市場で、金額からいうとその100倍あるのが債券市場だ。主に国家借金証書の国債を売り買いしている。それから為替の市場。この3つがある訳だ。この大きな市場まで波及する。ということは、もうニューヨーク金融市場崩壊だ。
それは、アメリカ政府が持っている財政赤字の38兆ドル、すなわち6000兆円ぐらいのもうどうしようもなくなった表面に出ている借金があって、利息だけで1兆ドルと言われている。つまり、150兆円を毎年返さなきゃいけない。アメリカの軍事予算が1兆ドル、150兆円ある。もう首が回らない。
ーー(中略)ーー
金貨でいえば、1オンス金貨だと、今84万円だ。それの10分の1だから、1オンス銀貨が8万4000円までなっていいということだ。ところが、さっき15万円までなると言った。あり得ることだ。なぜなら、金が1オンス1万ドルのときに、10分の1だったら1000ドルだ。1000ドルというのは15万円になる。それでいい。金・銀比率が10対1でちょうど合う。
このように考えてくると、
米国金融市場は今年中に崩壊しドルの価値は減少デクライン(decline)、銀先物市場で売っている分を買い戻すことができないことが世界恐慌そのものに直結しドルの価値を10分の1に下げる
方向へ行くと考えられます。
