2019年8月26日 / 最終更新日 : 2019年8月26日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)東北王朝論 古代史論の最後としての「東北王朝論」ですが、本稿ではYES/NOで選んだ、古田武彦氏の「真実の東北王朝」をベースに話しを進めていきます。そしてこの古田武彦氏が依拠したのは、漢籍のほかに「東日流外三郡誌」というものなので […]
2019年6月19日 / 最終更新日 : 2019年6月19日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)唐占領後の列島と半島. 前項で私たちは、乙巳の変の後、孝徳(耳の弟)が九州から逃れ都を河内の難波に遷したこと、またそれに続いて斉明・天智ら上宮王家に繋がる人々はすべて九州から居なくなったことを知りました。「すると、最後まで九州を動かなかったの […]
2019年6月1日 / 最終更新日 : 2021年7月5日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)二つの倭国と白村江の戦 本節では西暦 600年以降 700年にいたる古代史の掉尾を飾る部分に入っていきますが、その前に「日本書紀」でこの部分がどう記述されているのか、通説ではどのようにいわれているのかを、あるサイトから引用してみたいと思います。 […]
2019年5月8日 / 最終更新日 : 2019年5月8日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)磐井の乱と蘇我・上宮王朝時代 (2019年筆) 継体紀の中の「磐井の乱」を語る前に、兼川晋氏は次のように述べています。 「日本書記」は、神武以来代々の天皇を近畿大和に根を張る政権の主権者であるかのように書いているが、実は神武以来の政権主権者た […]
2019年4月24日 / 最終更新日 : 2019年4月24日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)百済の興亡と倭の五王 (2019年筆) 兼川晋氏は、その著書「百済の王統と日本の古代」のサブタイトルを「〈半島〉と〈列島〉の相互越境史」と名付けていますが、その背景には悠久の大和朝廷一国史観への強烈な批判意識が存在するものと思われます。すな […]
2019年3月15日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)神武は筑豊に東征した (2019年筆) 先に、戦後の歴史学は「記紀」が神話としたものを全て排除し、合理的に考えられる部分のみに話を限定したわけで、これが致命的な間違いだったと申し上げました。本稿で扱う神武東征にしても事情は同じで、いわゆる饒速 […]
2019年3月7日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)卑弥呼の出自 (2019年筆) 今「倭国大乱」について、ごく一般的な解説をウィキペディアから引用すると次のようになります。 弥生時代後期の2世紀後半に倭国で起こったとされる争乱。中国の複数の史書に記述が見られる。倭国の地域は特定されて […]
2019年2月27日 / 最終更新日 : 2019年2月27日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)「倭は呉の太白の後」 (2019年筆) 古田武彦氏の九州王朝論に実証的な道筋をつけたのは、九州古代史の会をはじめとする民間の歴史学者たちでしたが、その中心は室伏志畔・大芝英雄・兼川晋の三氏であり、本稿はこの三氏の著作が元になっております。 […]
2019年2月20日 / 最終更新日 : 2019年2月20日 protoサイエンス 改竄された記憶日本古代史論(2019年筆)序論 (2019年筆) 70年安保に関して、私は 2010年に次のように書きました。 私たちがその当時どこまであの時代の実相を認識していたかは疑問であり、それはただ単にその渦中にある者には時代の底流が見えにくいという歴史学の […]
2015年10月23日 / 最終更新日 : 2015年10月23日 protoサイエンス 超古代史論の終焉(2015年筆)超古代史論の終焉 (2015年筆) 今、「神代文字」「北海道古代文字」さらに「ペトログリフ」の発見過程を振り返ると以下のようになり、ある種の共通した時代性が見えてくるのではないかと思われます。 1821(文政4)年 宮崎県高千穂町の天の […]
2015年10月22日 / 最終更新日 : 2022年10月18日 protoサイエンス 超古代史論の終焉(2015年筆)神代文字の実像 (2015年筆) 先に私達は「縄文の記憶」において、「日本列島における縄文時代は、異民族の侵入という人種的葛藤のない穏やかでゆるやかな時間の推移の中にあった」こと、またこの社会が「列島が孤立して以来一万年の間に、この島 […]
2014年9月26日 / 最終更新日 : 2022年10月18日 protoサイエンス 超古代史論の終焉(2015年筆)縄文の記憶 (2014年筆) 超古代史を追求する私たちにとって、弥生時代以降が歴史時代であるならその前の縄文時代・旧石器時代はどのような位置づけになるのでしょうか。こうした問題意識は、従来アカデミックな歴史論者からも(また、超古代 […]
2012年9月18日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)新ABCD包囲網 (2010年筆) 「断絶の行方」ではさまざまな分野の具体的問題について、マスメディアや政府から流されている膨大な情報を検証してきました。その中でまず浮かび上がってきたのは、現在世相を揺るがせている地球温暖化の原因はその […]
2012年9月15日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)隣国のレッドカード(資源エネルギー論3) (2010年筆) 2010年の9月、尖閣諸島に進入した中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突し、日本側が中国人船長を逮捕するという事件が発生しました。日本政府の対応は迷走し、あげくの果てに衝突事件の映像が海保職員によってネ […]
2012年9月13日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)依存度99.9%(資源エネルギー論2) (2010年筆) 石油を上回る、あるいはそれを代替するエネルギーがないとすれば日本の石油依存度を下げることなど土台無理な話であり、逆に自給率の算定(原発を入れると17~8%に達する)は再計算されなければならないでしょう […]
2012年9月12日 / 最終更新日 : 2012年9月12日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)閉ざされた思考(資源エネルギー論1) (2010年筆) 図3‐11 日本の部門別エネルギー消費量 出典:資源エネルギー庁 図3‐11は過去四十数年の我が国のエネルギー消費を表したものですが、これを見ると1990年代までは増加し続けてきた総消費エネルギーが、 […]
2012年9月11日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)統計のワナ(食糧自給率) 「昭和史再考」の「検証なき作戦」の中で、日本の軍部がいかに事実を歪曲し希望的憶測におぼれていったかをみてきたわけですが、この轍を踏まぬためにも私たちはこの国の食糧事情をまず確認したいと思います。新聞やTVでは低下する一方 […]
2012年9月10日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)ビルダーバーグの議題(CO2地球温暖化論5) 「明日のエコでは間に合わない」などという広報が大々的に流される中、2009年の11月に-一般紙やTVでは報道されなかったが-、 「IPCCが採用した、人為的な地球温暖化の有力な証拠とされるデータに捏造の疑いがあることが分 […]
2012年9月9日 / 最終更新日 : 2012年9月9日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)エコとは何か(CO2地球温暖化論4) CO2地球温暖化情報の発信はニュースや特別番組に限らず、あらゆる番組や記事の底流となっているようです。先日ラジオである若手のタレントがキリマンジャロまで野生動物の観察に行き、生態系がどんどん狭まっていることをCO2と結 […]
2012年9月8日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 protoサイエンス 断絶の行方(2010年筆)メディアへの幻滅(CO2地球温暖化論3) 地球温暖化についての情報は毎日のようにメディアから大量に流されていますが、恐らく国民の多くがこのことに関心を寄せており、視聴率・購読率を上支えする問題であるからだと考えられます。しかしその内容を見ると、「異常気象」も「自 […]