高市政権誕生だが
「新政権は非常に中途半端な『野合』政権であり国民生活に何の責任感も持っていない究極の『無責任』体制」
副島隆彦学問道場の古村治彦氏のブログを最初に。
表題は、
「無責任な麻生傀儡・統一教会志向の高市早苗自民党総裁率いる執行部と無責任な野党である日本維新の会による野合政権樹立へ」、
というもの。
本日、2025年10月21日に臨時国会が召集され、首班指名が行われる。現在のところ、自民党総裁の高市早苗議員が首班指名される見込みだ。自民党と日本維新の会は「連立」と称する「閣外協力」の形を取ることで合意した。両党だけでは過半数に少し足りないので、極右的な日本保守党、NHK党、更には有志の会といった政党が協力することで、過半数を超える見込みだ。
――(中略)――
今回の政権は「連立」政権ではない。日本維新の会が「閣外協力」をする自民党政権ということになる。連立政権は閣議に出席する大臣を出すことで、責任を明確にする。内閣について共に責任を持つということだ。「閣外協力」はそうではない。その点で、「責任」のレヴェルが大きく違う。簡単に言ってしまえば、いつでも逃げられる、おいしいところ取りで、うまくいったものは自分たちの手形、失敗は相手の責任と言うことができる。非常に中途半端と言うしかない。私は今回の政権については「野合(collusion)」と呼ぶべきだと考える。
自維「野合」は、国会の定数削減を、国民民主党も巻き込んで通過させようとしている。国会議員の議席は民意の反映させる重要なものであり、その数を党利党略で云々する、しかも、国民生活にとってより重要な景気対策と物価対策、少子化対策、与党政治家にとって痛手となる政治とカネの問題を後回しにして進めようというのは、究極の無責任である。
今回の高市自民党執行部は、麻生傀儡であり、統一教会の影響が大きい旧安倍派清和会の復権のための存在である。極言すれば、今回の高市政権は第二次麻生政権である。麻生太郎という人物は究極の貴族主義であり、一般国民などは下僕くらいにしか思っていないだろう。家柄(と言っても平安時代以来の貴族の家柄と比ぶべくもないが)と資産くらいしか誇るものがない小人物である麻生太郎が、アメリカの言いなりになる政権をつくったということでしかない。国民生活に何の責任感も持っていない。
究極の「無責任」の集合体である高市早苗政権の誕生を前にして、私は暗澹たる気持ちになっている。日本はこれからどれくらい衰退していくだろうか、と。
これを受けてまず鵜川和久氏ですが、
「緊急事態条項創設に向けて協議会設置。 最悪の事も想定しなければならない時が来ました」、
との事。
緊急事態条項創設に向けて協議会設置。
最悪の事も想定しなければならない時が来ましたね。 pic.twitter.com/RktZRS1TE3— 鵜川和久 (@sousyou13) October 21, 2025
さらにスナメリオさんに行きますと、
「高市早苗総裁のなりふり構わずの姿勢。維新との合意文書で、日本をナチ化することが明確になった」、
との事。
また「こんなことをやるのは反社しかいない」、
との声も。
高市早苗総裁のなりふり構わずの姿勢。維新との合意文書で、日本をナチ化することが明確になった。
憲法改悪、スパイ防止法、大軍拡(強い日本妄想)で日本は終わる。メディアは合意文書の恐ろしさを報じない。
大日本帝国への戦前回帰で、日本は孤立し、再び国土を焼かれることになる。 https://t.co/RezlfzjMdt
— ポコちゃん(非国民) (@qqOoUmYgbI80868) October 20, 2025
こんなことをやるのは反社しかいない https://t.co/HgXei5y6dK pic.twitter.com/CZtIaNl7Gl
— 中野 昌宏 Masahiro Nakano (@nakano0316) October 20, 2025
このように見てくると、
新政権は非常に中途半端な「野合」政権であり国民生活に何の責任感も持っていない究極の「無責任」体制
ではないか考えられます。