パワーインストールで半永久的に
この”超能力”は人から人へ簡単に伝えることのできる能力であり、その獲得のために気功やヨガなどのような長期間の修業や肉体的・精神的苦行などは必要ありません。それらは人格を高める必要条件であっても、この”超能力”を獲得するための十分条件ではないようです。 私たち全員が特別な訓練をしたわけではありませんし、「その瞬間」というのもなんら厳粛なムードとは無縁ですので、伝えられた方々はほとんどがアッケラカンとして帰って行かれるようです。中には敏感な方もいて、「光が見えた」とか「丹田に強いエネルギーを感じた」などと言う方もいましたが、一般的には感覚では捉えられないのが普通です。
けれども参加者に共通するのはその後１週間—長い人では数ヶ月—ぐらいして、風邪のような発熱や筋肉痛などが現れ、その後にパワーが明瞭に感じられるという点です。このタイムラグがなぜ起こるのかは謎ですが、恐らく肉体や精神、記憶や人格までも統合する「生命」が新たに生まれ変わるために必要な準備期間ではないかと思われます。
いずれにしろひとたび超能力を司る大脳の領域が活性化されると、さまざまな可能性が開かれていきます。それは潜在能力の開発とか右脳の活用とかいったレベルではなく、大脳を入出力の端末として異次元に存在する身体のＯＳが”見えない”世界との交信を開始する形になります。そして直感が研ぎ澄まされ冴えわたってくることは勿論、治療能力や各人の得意な能力が特化して行くことが経験されております。周波数やチャンネルにより、”幽界”に波長が合えば「見える」ようにもなりますし、”サイコキネシス”に適合すれば「念力」が使えるようにもなるわけです。
