左翼の変容?

「いや、彼らはガス抜き役だ」

昨日の植草一秀のブログを見ていたら、
「昨年10月18日イベント201が報道されない不可思議」、
という表題で今回の新型コロナ騒ぎの中心に、
ビルゲイツの存在があったことに言及していた。
しかしこの件については私共も夙に言及していたことだし、
国際情勢に敏感な人々はもっと早くから言っていた。

COVID-19と5G(第5世代移動通信システム)を関連付ける仮説があるのだ。ゲイツは病気と電子技術を結びつける象徴的な存在である。
5Gの導入によって通信のスピードが速くなり、容量が膨大になると持て囃されているが、健康に悪い影響があると懸念されている。また情報処理能力の飛躍的な進歩によって支配層が被支配層を容易に管理できるようになることを意味する。
しかし、その5Gの技術開発で先頭を走っている会社は中国のファーウェイ・テクノロジーズ(華為)。アメリカ政府がこの会社を激しく攻撃してきた理由もここにある。その中国は昨年(2019年)10月に5Gの実験を行っているが、その場所が武漢だったという。
その頃、アメリカのジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターはアメリカのメリーランド州でコロナウィルスの世界的流行のシミュレーションをするためのイベントを開催している。WEF(世界経済フォーラム)やビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金と共同で行ったもので、アメリカ軍の幹部やネオコンが参加したとされている。中国人は招かれなかった。
会合の翌日、軍事演習に参加するために300名のアメリカ軍将兵が武漢に到着、その2週間後にコロナウィルスの最初の感染が見つかる。新型コロナウィルスの潜伏期間は14日だ。
翌年の1月、WEFの秘密会合がダボスで開かれた。パンデミック時におけるワクチンの強制的な接種に向かって進み始めた可能性がある。ワクチンに関する特許を持っていたり製造している会社は大儲けだろうが、それだけでなく、人体にとって好ましくない何らかのものが混ぜられてもわからない。ワクチンに有害な病原体が混じっていたことは実際にあった。将来的にはマイクロチップが混入される可能性も懸念されている。5Gが確立され、マイクロチップが人びとの体に入れられたなら、人類を個別に管理することも可能だ。「素晴らしい新世界」が目前に迫っているのかもしれない。

で、疑問なのは、
植草一秀がなぜ今ごろになってこんなことを言い出すのかということです。
わが国における発症率や致死率が、
左翼陣営の当初の想定よりはるかに少なかった、
逆にいうと無症状の感染者がかなり多かった、
という見込み違いを糊塗するために持ち出して来たのかというと、
どうもうそうでもなさそうです。
というのも昨日のブログの結論が以下のようになっているから。

日本における感染者数が公表数値よりもはるかに多く、他方、公表死者数が実態に近い場合には、日本における新型コロナウイルス致死率は著しく低下することになる。
日本の公表データから算出される致死率は3.7%だが、実際の感染者数が公表数値の100倍、あるいは600倍存在する場合、致死率は100分の1ないし600分の1に低下することになる。
こうなると、緊急事態宣言のような対応は不要ということになる。
欧米で猛威を振るうウイルスとアジアで感染が拡大しているウイルスに違いがあるとの指摘もある。
現在のままコロナ問題が持続する場合、最終的にはワクチン接種が事態打開の鍵を握ることになる可能性が高い。
これは巨大なビジネスになる。
武漢で初の感染が確認される6週間も前にコロナウイルスによるパンデミックがほぼ完全なかたちでシミュレートされていた事実を軽視することはできない。

なんだか結論がはっきりせず、
様々な説を引用してきて新型コロナの性格があいまいとなり、
そんな中でワクチン接種=ビルゲイツの存在が肯定されていくような感じ。

どうも旗幟鮮明でない植草一秀に対して、
上記の櫻井ジャーナル氏や下記の田中宇氏の立場は、
明瞭すぎるほどハッキリしている。

QEの急拡大は米連銀の脆弱化を生み、先進諸国の金融市場を機能不全の腐ったものに変えている。中国など非米諸国が米国覇権を引き倒しやすい状況ができている。実際の米覇権の引き倒しやドル崩壊、覇権のリセットには何年もかかる。トランプら米国の隠れ多極主義者たちは、コロナ危機を無駄に長引かせる必要がある。世界中が都市閉鎖をやらされ、いったん感染拡大が沈静化してもそのあと小規模な感染再拡大が延々と続く事態に陥らされているのは、多分そういう理由からだ。都市閉鎖策は、人類を集団免疫に至らせず、コロナ危機による鎖国状態、経済全停止を無駄に長引かせ、経済全停止の長期化がQE依存の肥大化・米連銀の弱体化を生み、中国など非米諸国による米覇権の引き倒しを誘発する。

それで思い出したのですが大江健三郎に、
「広島ノ―ト」という岩波新書から出ている著作がある。
内容はブックレビューによると、

広島の悲劇は過去のものではない。一九六三年夏、現地を訪れた著者の見たものは、十数年後のある日突如として死の宣告をうける被爆者たちの“悲惨と威厳”に満ちた姿であり医師たちの献身であった。著者と広島とのかかわりは深まり、その報告は人々の胸を打つ。平和の思想の人間的基盤を明らかにし、現代という時代に対決する告発の書。

ということなのですが、
現在の私たちの立場からすれば、
2度の原爆投下は金融資本と軍産複合体による実験だったのであり、
天皇裕仁と欧米諸国の間には、
この実験が終わるまでは無条件降伏をしないことという約束があった。
以前も言ったようにノーベル賞がロスチャイルド賞であるなら、
大江に代表される戦後民主主義者もとんだ役者であった
ということではないでしょうか。

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