北朝鮮の戦後(3)

「在日とは何か」

韓国併合(日韓併合)以前から朝鮮人は日本に流入しはじめ、
留学生や季節労働者として日本に在留していたようですが、
韓国併合以降はその数が急増。
生活水準の高い内地を目指した者もあれば、
植民地地主制が確立し、その結果、
土地を喪失した多くの農民が困窮し、離農・離村したこととか、
日本における資本主義の発展により労働力需要が高まり、
国際競争力の源泉である低賃金労働力として朝鮮人労働力を必要としたこと等、
が挙げられますが、
戦時体制下ではさらに急増し、
1939年末で約100万人。1945年終戦直前には約200万人の朝鮮人が存在した、
とされるようです。
その中で、「強制連行・強制労働・民族差別」などがどのくらいあったのか、
についてはここでは触れませんが、
戦後、1946年3月までにこのうち140万人が朝鮮半島に帰還したものの、
まだ60万人が残っており、
さらに朝鮮戦争(動乱)時に難民となったり密入国したりした者などを含め、
在日の数はなお減らなかったのでした。

(出典:http://honkan.jp/15562/)

ここで出てきた問題は彼らの国籍で、
戦勝国民でも敗戦国民でもない「第三国人」とみなされるようになったことでした。
「1947年5月の外国人登録令で、朝鮮人は、未だ日本国民ではあったが、外国人の入国について定める同令との関係では外国人とみなされ」
「その後1952年のサンフランシスコ講和条約発効と併せ、外国人登録法が施行されると、「平和条約の発効に伴う朝鮮人台湾人等に関する国籍及び戸籍事務の処理について」によって、日本籍を持っていた朝鮮人らは日本国籍を有しないこととされた」
ことです。
この曖昧さが基本にあるため、
その後敗戦国日本もさまざまな保護施策を行わざるを得なかったこともあり、
右からは「在日特権を許さない」と非難される根拠となっていくわけです。

(出典:http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/tag/%e5%9c%a8%e6%97%a5%e7%89%b9%e6%a8%a9%e3%82%92%e8%a8%b1%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84%e5%b8%82%e6%b0%91%e3%81%ae%e4%bc%9a/)

しかし、理性的に考えれば、
彼らは、就職差別・人種差別等の中で、
パチンコ・焼き肉・風俗等の底辺産業を担いながら、
戦後を生きてきたのであり、
アイデンティティ的には朝鮮総連と大韓民団に分かれたものの、
正当な権利を認めてしかるべきと思われます。
いずれにしろ、
北と南の狭間にあって超大国のご都合主義に振り回され
未だに参政権すら行使できないのが、
日本における在日の実態なのです。
子供の頃、私たちのまわりにも、
金城さんとか、金田さんとか、金森さんなんて子が、
いたのを思い出しますが、
現在の風潮はちょっといただけません。

(出典:http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5996.html?sp)

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