東京セミナーを実施

認めたくない症候群

昨日東京セミナーを行ったのですが、
今月リリースしたイントロダクションのガン・肉腫、血液・造血系腫瘍.や、
潰瘍性大腸炎・クローン病、1型糖尿病については、
会場での受講者がいなかったので、
これらの病気についての解説を行いました。
以前これについては書きましたが、
自然に備わった免疫力を低下させる犯人は、
食品や医薬部外品の添加物と放射能、
さらに農薬や化学肥料、
あるいは汚染された畜産物や遺伝子操作食品があげられ、
これによって各種微生物の異常な増殖が起こることが問題。
さらに、腸内細菌叢をはじめとする微生物叢のかく乱も拍車をかけ、
したがってせっけんやシャンプーや歯磨き粉などは使わない方がよい。
結局、体をつくるのは食べ物なので、
生活習慣病というならたばこだのアルコールだのが問題なのではなく、
日常的に使っている身の回りのものすべてを疑わなければならない。
そして 20世紀以降私たちの使っている各種商品は、
すべて大資本の管理下にあるわけで、
大元にあるのは国際金融資本の巧妙な策略であるという話しをしました。
これは私が現在やっている日本史の問題とも絡むわけで、
明治維新ば薩長を使った欧米金融資本による間接支配であり、
織豊政権から幕藩体制の鎖国にいたる理由は、
イエズス会による奴隷貿易と人身売買の禁止を図ったもの。
さらに、これらのベースになったのが古代を上回る中世奴隷制社会だということ。
こんなふうなことを話していたらあっという間に 2・3時間過ぎてしまった。
で、今年は福島第一の原発事故から 8年目で、
一月には茨城出身の力士、二月には東京出身の競泳選手が倒れた。
東京も危なくなってきた象徴だし、
水も土壌も関東は危険であることを申しあげました。

しかし、どうも反応が鈍いのは、
東京や東日本の人々に当事者意識がないからではないのかと思われました。
確かに危険な状態を認めてしまうと、
それぞれの仕事や生活やすべてを変えなければならないし、
かつて枝野がいったように「直ちに危険はない」のですから、
テレビも新聞も周りの人たちも騒いでいないのですから、
寝た子を起こすようなことはだれしもしたくないのではないか。
日本人には不安の原因と向き合うよりも、
みんなと一緒にいれば大丈夫という集団心理が安心感のもとになるのでは。
それに、株や先物の予知の精度を日々チェックしているわけでもなく、
スポーツ選手のように記録ではっきり明暗が分かれるわけでもなく、
先端的な学問に携わっているわけでもないとすれば、
考えはどんどん安易な方に向ってしまうのが一般人というもの。
だから、私のようなものが何を言ったってカエルのつらにションベンなのですが、
これを変えるには日本人の内面とか精神構造を変えない限り無理。

古代からつづく天皇制の改ざんを脇に置いて、
現在の皇室は平和主義で評価さるべきだが、
安倍と日本会議と公明党が悪いなどと言っているような左翼がダメ。
また、自らの歴史認識の浅さや、学問的能力の欠如を棚にあげて、
「ハダカの王様に成り果てている安倍氏がなぜ、6年も首相官邸に居座り続けられるのか:自己分析能力が欠如していて恥の概念が存在しないから」
などと言ってるのも論外。
自己分析能力が欠如しているのは安倍ではなく私たち自身なのです。
このような国民性がどこに由来するのかと思うと、
単一言語で穏やかに続きすぎた縄文一万年以上の歴史 に由来するのかも知れない。
最後は放射能の地図を見ながら、
関東、関西、九州の一部までだめだ
とため息が出てしまいました。

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