遺伝子ワクチン対策(6)

「自然免疫の抑制を解除するには」

先週今後の予定として「レジェンダリー」の中で遅れていた、
「自然免疫の低下対策= NK細胞のプライミング」を勉強すると言いましたが、
ようやく終わりましたのでご報告。
10月初めの段階で以下のようなことは分かっていたのですが、
一つ一つの概念が超絶難しく、
自分の頭で理解できるまでにはなっていなかったのです。

本開示は、腫瘍細胞溶解を達成するために生体内でナチュラルキラー細胞をプライミングおよび活性化することによる癌治療方法に関する。この方法は、第1の腫瘍細胞株に由来するプライミング腫瘍細胞調製物(PTCP)を患者に導入することを含む。このPTCPは第1の腫瘍細胞またはその膜調製物を不活性化するために放射線を照射されており、第1の腫瘍細胞はその膜表面に既知のプライミングリガンドを有する。患者の休止NK細胞を生体内でこのPTCPと接触させることにより、プライミングされたNK細胞を生じさせる。このNK細胞は、CD69のアップレギュレーション、CD16のシェディング、またはCD69+およびCD16−の組み合わせを特徴とする。次に、これらのプライミングされたNK細胞は、癌である第2の腫瘍細胞と接触し、この第2の腫瘍細胞を溶解して死滅させるように構成される。

上記の文の中で、
まず プライミングとは免疫系を賦活するための予備刺激のことであり、
これを理解したとしてもバイオテクノロジーの文脈の中で、
これがどのように位置付けられるのかが分からないと全体を見失うことになる。
それで色々なサイトをあたっていたのですが、
今回時間があったので九州大学の2名の研究者による、
がん免疫療法の一環として NK細胞を用いる報告があった。
これらをまとめると以下のようになるわけです。

白血球中ではそれぞれの役割を担う免疫細胞が連携して全体の免疫システムを保っているが、中でもNK細胞は病原体の発見と初期攻撃を担当。発見されたのは1975年、独力で働き攻撃する細胞が存在することが分かり、「ナチュラル・キラー=生まれながらの殺し屋」と命名された。リンパ球のうちT細胞は、攻撃力は高いものの樹状細胞などからの攻撃指令を必要とするのに対し、NK細胞は常に体内をパトロールし、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけると単独でいち早く攻撃・殺傷する。
自然免疫を担うNK細胞は、獲得免疫のT細胞に比べて原始的と思われてきたが、最近になり複雑で高度な働きをすることが分かってきた。免疫は自分自身以外のものを攻撃・排除するが、例えば妊婦の場合母体の中にいる胎児は母親にとり「自分」ではないが、例え自分ではなくても胎児を攻撃しないようNK細胞は高度な機構で調節している。また、獲得免疫機構の混乱とされるADEの問題も、細胞性免疫を誘導するワクチン開発が解決手段になると考えられているとの事。
しかし、加齢や強いストレスが原因でNK細胞の能力は低下してしまい、またがん患者などではその多くでNK細胞の数が減少を来している。こうした場合、免疫療法たる「NK細胞療法」では、患者から採血した血液を遠心分離機にかけ、NK細胞を含むリンパ球に薬剤で強力な刺激を加え、培養活性化したNK細胞を体内に戻すもので、期待されてはいるが未だ臨床試験中。この手法をエネルギー的に再現すれば、ボッシュ博士の言う「プライミング=免疫系を賦活するための予備刺激」が可能。

ですので、 NK細胞のプライミングとは次のようになるわけです。

NK細胞表面のリガンドの刺激や、CD69・CD16といったヒト白血球分化抗原HLDAのアップレギュレーション・シェディングのメカニズムを刺激。
またNK細胞を増加させるには、白血球分化過程のうちリンパ芽球→NK細胞の過程を刺激すれば、その数も増加する。

上記の文中で、
リガンドとは特定の蛋白質と特異的に結合する比較的低分子の化合物。ex.受容体とホルモンの関係等。
アップレギュレーションは、神経伝達物質やホルモンなどへの応答能を増大させること。
シェディングとは、膜蛋白質を細胞から切り離すことにより、遠くへの情報伝達を可能にする強力な修飾。
このように考えていけば、
「レジェンダリー」は遺伝子ワクチン対策の基本的なパワーとして、
非常に強力な効果を出すわけで、
後は「レジェンダリーfor DNA」 とか「同じくマタニティ」とか、
を開発していけばなんとかなる。
これでようやくヴァン・デン・ボッシュ博士の笑顔に答えることができそ
だと思われます。

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