我が国の医療が危ない
「古い理論とアホな国民と製薬資本」
一昨日は、朝8:00台から 9時台にかけて電話がしつこく鳴り、
ちょうど日経225の精度確認をやっている頃ひどく、
おかげで久しぶりに 1/2の惨憺たる結果に。
仕方がないので事務の者に折り返しをさせると、
二月前に買った CDが効かないとのクレーム。
50代後半の男性だったのですが、
買ったCDが「圧・糖・脂質」だったので、
どんな病気で何が目的だったのかを聞いたところ、
「血圧が高いので使っているのだが一向に下がらない」とのこと。
ちなみに上が 150ということなのでさほどのことはない。
「会社の健診で引っ掛かって、下げるように言われた」とのこと。
で、何か治療をやっているのかとか薬は使っているかとか、
いろいろ聞いたところ特に何もないとのこと。
延々と長話が続く中、もう一本の電話が入ったので、
仕方なく私が代って、
何も直す必要がないから CDが作用しないのだ。
10年前は基準値がもっと高かった、20年前はさらに高かった。
基準値を 10下げると一千万人患者が増えるということで、
日本医師会のインチキなんだという話しをしました。
それに、今月のニュースレターでまさにそのことを取り上げているのに、
ちっとも読んでいないというありさま。
そう思って昨日新聞の投書欄を見ると、
63歳男性会社員という人の体調管理についての話しが。
子供のころから病気と縁が深く、それなりに気をつけてきたが、今は持病で 3種類の薬を服用している。血圧、痛風、高脂血症の薬だ。
入院した時の病院食でさえ苦にならないほど、塩分控えめを心掛けている。
と延々と続くのですが、
当Scienceの現在の立場では、
血圧の薬を飲めば脳こうそくの危険が高まるばかりであり、
高脂血症の薬も副作用だけが残って非常に危険。
痛風の場合もアロプリノールなどのまなくても、
減食と運動によって治療可能だし、
アロプリノールは現代医学においてすら副作用が強いと言われている。
現代医学を金科玉条とする、何とも牧歌的な地方人なのですが、
医師たちもわかった上でやっているのかそれとも知らずにいるのか、
まぁ、優秀なのは田舎にはいないので、
製薬資本の巨大利権と癒着した古い知識の持ち主ばかりなのでしょう。
東京とか大阪とかの大都会はともかく、
ちょっと田舎になると、
医者と学校の先生は神様のように崇められている。
日本国民の国民性にもよるのでしょうが、
これを制度的に裏打ちしているのが、
薬価点数を基準にしたがんじがらめの医療保険制度と、
教科書検定によってゆがめられた教育制度なのです。
何せ、放射能は体にいいなどと教えている始末なのですし、
原発に異議申し立てをする医師などは保険医の指定を外されてしまう。
だけど、本当のところを言えば、
優秀な医師や教師は自費診療やフリースクール
で国家の制約から自立できるわけなのですが、
ほとんどの医師や教師は国家の制約の下に安住している。
ということはこれらのほとんどはカスばかりということになる。