痒疹とは何か
「現代医学は診断がつかない」
昨日は松山市のTさんから問い合わせがあり、
 なんでも半年以上前から体が痒くて、
 最初医療機関に行ったら薬を出され、それで少し治ったのですが、
 2回目に行った時に薬を変えられたら、
 それから痒みがぶり返し、
 夜も寝られないほどひどい状態とのこと。
 病名は「痒疹」というのですが、
 ネットで見てみてもどうも原因がはっきりしない。
 
実は、皮膚科というのは病気の中でも難しい分野で、
 何が難しいかと言うと、
 治ったか治らないかが痒みだの痛みだのジクジクだので、
 患者が自覚症状で分かるからなのです。
 内科的な病気なら、例えば吐き気が止まらないとしても、
 原因を胃腸・肝臓・尿毒症・脳腫瘍のどれかにしておけば、
 とりあえず患者は自分では分からない。
 そうした意味で難しいのですが、
 今回は食事の内容と医薬部外品についてお尋ねしたところ、
 あまり添加物には気をつけてらっしゃらないので、
 ひとつ改善しなくてはいけないのがここ。
 もう一つは放射能で、
 松山市の環境放射線量は0.08μ㏜/hとかなり高い。
 放射能は様々な非特異的な症状を出すので、
 この影響も考えなければならない。
 
後はアレルギーもしくは自己免疫的な病態で、
 これは先ほどのネットの情報にもあったように、
 皮膚疾患の広い原因―というより結果なのですが、
 もう一つ忘れてならないのは、
 石鹸やシャンプーの過剰な使用による皮膚常在菌叢の破壊
 があると思われます。
 こうした観点でアプローチしていけば良いのですが、
 医師たちは上記の4点のうち1点しか把握していない。
 だっから、現代医学を乗り越えなくてはいけないのです。
 
 (http://jkamibeyuri.xyz/post-42/)
 
 