BSEの検査廃止

「見切り発車もいい所」

昨日に続いて食の問題になりますが、
「BSE検査 原則廃止の見通し 食品安全委が答申」
というニュースが流れました。
これをみて、日本政府というのは、
つくづく国民から乖離していることを感じさせられました。
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というのもこのBSEという病気、
羊のスクレイピーや鹿の慢性消耗病 (CWD)、
またヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病と同一。
獣医をやっていた頃、
製薬会社の勧める、「ヒルズサイエンスダイエット」
などというのを待合室に置いて販売していましたが、
これもBSEと多いに関連。
なぜなら、このペットフードの原料たるや、
脳・肺・横隔膜など、肉として売れない屠場の廃棄物。
ヒルズは英国の会社ですが、その頃から、
異常プリオンはペット・家畜・養殖魚の餌の中に入っていたのです。
病死した家畜などは丸ごとミキサーにかけ、
骨の髄まで原料=肉骨粉にしていたようです。
ですので、BSEは、完全に人為的病気
共食いをさせた結果というわけです。
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(出典:http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/syoku-anzen/10-2/)

このBSE 、原因はプリオンと呼ばれる蛋白質だとする説が有力ですが、
分子生物学者の福岡伸一氏は、
ノックダウンマウスの実験、
さらに不完全遺伝子のノックイン実験を通じて次のように話します。
DNAを構成する一つのタンパク質を追い続けたが、
それがあってもなくても生命に影響はなく、
どうしてもその正体がわからなかった。
しかし、人為的な不完全な遺伝子をノックインしたら、
脳がやがて致命的なダメージを受け始めた。
だから、生命は機械とは違う。
何故なら、TVの部品がまるまる1ヶ欠落しているなら全く映らないし、
部品の一部に欠損がある方がやや画像は乱れるものの少しは映る。
しかし、生命というのは、
完全な欠落にはバイパスやバックアップで対処する動的平衡系なのだ。
但し、人為的な不完全遺伝子がノックインされた場合は、
時間の経過とともに致命的な影響を受けてしまうことがある。
「結局、私たちが明らかに出来たことは、
生命を機械的に、操作的に扱うことの不可能性だったのである。」
と述べています。
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こうしてみると、
今回のBSE検査廃止といい、
以前から問題となっている遺伝子組み換え食品、
また、子宮頸がんワクチンなど問題だらけ。
というより、放射能に対すると同様の、
時間軸をもっと長くとってみないと安全かどうか分からないし、
何より、生命の謎そのものが解明されていないことに無理解過ぎ。
あるいは、
生命というものに対する畏敬の念が失われている
感性の貧弱さ。

私は、90年代初め、新横浜駅で経験したことを思い出します。
この駅は途中から大きく急カーブしており、
そこへ通過列車が猛スピードで入って来た時、
杖をついた老婆が一瞬風圧でよろめき倒れそうになり、
当時40代だった私ですらめまいを感じるほどでした。
「あぁ、効率アップのためには、
弱者の一人や二人どうでもいいと見切り発車したんだな」
と、その時思いました、
しかし、いやしくも国家というものが成り立つには、
その構成員が誰であれ、理不尽な死や暴力からは守られねばならないのでは?
最低線のことが保障されない国家に、誰も忠誠は誓わないはずです。
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(出典:http://spotlightmedia.jp/article/270835793519464316)

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