八十路の老人の事実誤認

「日本政府の誘導尋問に引っかかってるだけ」

昨日取り上げた大阪の高齢者ですが、
とにかく国家とか大学とか博士とか教授とかと言う、
権威のある者が好きでそれ以外の人々の言うことはどうも信用していない。
それで新型コロナに関しては徳島大学名誉教授の大橋眞氏の言うことなど、
やはり東大とか京大とかの御用学者の陰に隠れて見えないようです。
こうした体質が裏目に出るのが放射能に対する事実誤認で、
本人の言うところによれば放射線=αβγ線のうち、
電磁波はγ線だけなのでαβの影響は考えなくて良いとのこと。
正確にはαβは粒子線γは電磁波ということで、
この部分に間違いはないのですが、
これらどれも放射線であることは明らかな事実。
でもこの事実誤認が高じて政府=原子力村の基本的論調、
γ線は透過力が強く危険だがα線β線は透過力が弱いので心配ない、
と言う説明に沿ったもの。
これ外部被曝に関してはその通りなのですが、
内部被曝については全くの間違いであることは気が付いていない。
当サイエンスのホームページにも謳ってあることですが、
「政府が発表しているのは放射線のうちγ線のみの量で、β線まで含めれば実際はその倍以上の線量と考えなければならない。放射性物質にはα線を出す核種・β線を出す核種・γ線を出す核種があり、代表的なヨウ素131・セシウム134・セシウム137はいずれもβ崩壊をしてβ線を出す。要するに、β線とγ線の二種の放射線が問題となる」
というのが正しい説明。

しかもそこで引用している記事を見てもらえば、
福島第一の原子炉からはるばる飛んでくるγ線などより、
身近な空気中のあるいは飲食中のαβ線の危険性がはるかに高い、
ということが分かるわけです。
でもこの老人にとっては政府が用意したパンフレット=これは無料、
意外には情報がなくインターネットにアクセスできないことで、
非常に無残な結論に至っていることが判明するわけです。

政府の説明
放射線による人の健康への影響の大きさは、人体が受けた放射線による影響の度合いを表す単位であるシーベルトで表すことで比較ができるようになります。例えば、1ミリシーベルトの外部被ばくと1ミリシーベルトの内部被ばくでは、人の健康への影響の大きさは、同等と見なせます。

当サイエンスの引用した記事
命にかかわる話です!!
【最重要】!
これまでの放射性セシウムの暫定規制値が500ベクレル/kgという「規制値」は、もし限度いっぱい食べているとすると、17ミリシーベルトに相当する、 と厚生労働省も述べています。しかし、今回の100ベクレル/kgでは、ストロンチウムやプルトニ ウムも含めて、1ミリシーベルトに相当すると、彼らは言っています。
しかし、これはうそです。政府や厚生労働省が放射線の人体に対する影響を評価する元になっているのが、国際放射線防護委員会(ICRP)です。国際放射線 防護委員会(ICRP)は、放射線に対する影響を外部被ばく:内部被ばくを1:1としています。一方、欧州放射線リスク委員会(ECRR)は、少なくとも、 1:300。または1:1000だと試算しています。
つまり、1:300だとすると、政府が決めた4月1日の新基準値による内部被ばくは1ミリシーベルトなのではなく、最低300ミリシーベルトや最高1000ミリシーベルトに相当する可能性があります。
100ベクレル/kgまで日本政府は食べさせようとしています。けっして食べてはなりません。
内部被曝は外部被曝に比べてどれくらいの影響があるのか?
国際放射線 防護委員会(ICRP)・・・同じ
中川恵一(御用学者)・・・・・・・・・ 同じ
山下俊一(御用学者)・・・・・・・・・10分の1
欧州放射線リスク委員会(ECRR)・・ 300~1000倍

この老人高齢者代表としてニュースに連続して取り上げましたが、
今回図らずも我が国高齢者の致命的な誤りというものが浮き彫りになった。
それは浅薄な知識=政府体制側の説明を鵜呑みにしたものをベースに、
現在の複雑な事象をわかったふりして論じているだけということ。
新聞やテレビの洗脳も罪深いのですが、
それでもって簡単に洗脳される国民の軽さというものも問題ではないか。
本当は古代史から現代史までの全ての歴史の再教育や、
アップツーデートな問題に関する国民の側に立った説明が必要なのですが、
もうここまで来るとなかなか数百年の時間をかけないと無理。
だって、本人が2014年(福島第一の事故の3年後)から、
その影響と思われる睾丸の腫瘍が狸みたいにデカくなっているのに、
そんなのぶら下げて「放射能の影響はない」って言ってるわけです。
それで、
「激増している5Gからの電磁波は、コロナ・PM2.5・黄砂・花粉などより脅威」
などと政府に丸め込まれ、放射能などどこか行っちゃうわけです。
それよりは一度落ちるとこまで落ちて滅びるのが一番良い
のではないかと思われます。
ちょうど空を見上げると綺麗な三日月が出ていたのですが、
写真に撮ったら球体も一緒に写り込んでいたので、
来るべき天変地異によって帰らぬ人となるのであろうと考えました。

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