金融崩壊とは

「150年の金融資本の歴史に幕が下りる」

昨日新型コロナの問題は、
医療の問題ではなく国際的な政治経済の問題だとお話ししましたが、
いわゆる金融危機の実態はどうなっているのかというと、
まず三月に米国の FRB =連邦準備制度理事会が、
公定歩合をゼロ%にして無制限の量的緩和を行うといったわけですが、
トランプなども一兆ドルから 2兆ドル、
すなわち日本円にして 108兆~ 216兆円の財政出動を行う、
といったわけです。
これらすべてを米国債で賄い、
また FRBが 450兆円にも及ぶ札を刷り金融市場に投入する、
ということなのですが、
いったい何のためにそうした措置が必要となるのか。

実は、BIS =国際決済銀行のレポートによると、
現在欧米資本主義社会にはゾンビ企業がはびこっており、
その数は世界の上場企業の 12%にも及ぶということなのです。
ゾンビ企業とは自社の利益だけでは金利すらも払えない企業のことで、
ではどのようにしてこうした企業が存続しているのかといえば、
借金に次ぐ借金をしているというのが実態なのだということ。
では貸す側のリスクはないのかといえば、
この債権を証券化して第3者に売却してしまえば、
貸す側のリスクはなくなり、
ゾンビ企業も無限に延命できる形となる。
これらのリスクが証券化された商品を、
デリバティブ =金融派生商品と呼び、
CLO =ローン担保証券や CDO =債務担保証券のほか、
CDS =クレジットデフォルトスワップなどがそれにあたるということ。
これらは要するに信用が低い企業向けの債権をもとにした、
高金利でリスクの高い金融債権なのですが、
低金利が続く現在の金融資本主義世界では、
リスクは忘れられて投資の対象としてどんどんカネがつぎこまれる形となる。
日本などはマイナス金利になってしまっているので、
銀行などは通常の貸し出しをしても利益にならないため、
特に預貯金には利息を払なければいけないため、
体力の弱い地方銀行などがどんどん買っているとのこと。
あと政策的に買わされているのが郵貯や農林中金ですが、
一朝事ある時にこれらは元本保証でも何でもないので紙くずとなる。
こうした事件が 2008年のリーマンショックだったわけですが、
要するに実体経済の GDPをはるかに超えるレベルまで、
金融取引の金額が膨らんでしまっており、
これをバブルというわけです。
膨らんだ風船はいつかは破裂するわけですが、
それはある意味現在の金融資本主義世界の破滅となるので、
破滅を避けたい人々はバブルを膨らまし続けるしかないわけです。
こうしたデリバティブ商品の総額は現在 6京円にもなり、
このほか一般の金融システムの外側にある、
非常にリスクの高いシャドーバンキングが 1.8京円であること、
を考えると合わせて世界の GDPが 2018年で 85兆ドルだとすれば、
約 9000兆円なのでその約 8.7倍ということになり、
非常にぜい弱な構造となっているわけです。
どこかでショートが起きればそれが全体に波及し、
あっという間に金融があるいは現在の世界システムが崩壊してしまうわけで、
規模的にはリーマンショックの 10倍から100倍の混乱が起きるとのこと。

混乱は主に欧米諸国を中心に起きるわけですが、
ロシア中国、特に中国はシャドーバンキングの点で危ないかも。
日本も欧米の属国であるため、
米欧日の枠組みでともに崩壊せざるをえないことになるわけです。
将来的には 5年から 7年後には、
この枠組みが崩壊しポスト米欧日体制が生まれていくわけで、
その過程で米国も EUも分裂し、
日本の金融機関も日銀を含めてすべて破たんしていく。
その兆候はすでに今年に入ってドイツ銀行の、
日本ではほとんど報道されなかった小さなデフォルトで証明されており、
実際そのあとに新型コロナ危機が喧伝されるようになったわけです。
実は欧米諸国特に米国は、
20世紀の終わりから実体経済よりも金融資本主義を重視し、
グローバル化を推し進めて製造業はできるだけ海外に移転し、
そのために国内の第一次産業や第二次産業が衰退していったわけです。
そのために割を食ったのが健全な中産階級であり、
21世紀に入ると彼らにはすでに堅実な生活基盤が失われたことは、
2016年の大統領選挙におけるトランプの支持基盤 =ラストベルト、
を見ればわかるはずです。
あの時、ヒラリーはウォール街と軍産複合体を支持基盤として、
国務長官時代のカダフィ殺害と、
その200億ドル(2.4兆円)相当のリビアの国家資産、
を強奪した罪はトランプ支持者たちによって暴かれたわけです。
大方のマスコミの予想を裏切って、
トランプ当選を予測した副島隆彦氏によれば、

トランプ支持者たちは、全米の、どこの会場でも、毎日、「ヒラリーを逮捕せよ、投獄せよ」と怒号している。これは国民政党である 共和党の多数意思だ。 これが、” Lock Her Up ! Lock Her Up ! “ の大きな怒号である。 「ロック・ハー・アップ ! ロック・ハー・アップ !」とは、
「ヒラリーを逮捕せよ、投獄せよ」の大合唱 ( chants チャンツ) である。

ということで、このころから米国は変わらなければならなかった。
その先にアメリカファーストを唱える反クローバーリズムの流れがあり、
米国は世界の警察をやめ国家分裂していくということになります。
ですので、
明治維新以来の近現代の日本システムもここに崩壊
するというのが金融資本主義の末路であり、
その時逃げおおせられるのは誰もおらず、
以前も述べた膨大な略奪資産を持つ天皇家だけが生き延びるのかもしれません。

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