波乱の年になりそうです 2015年2月

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 皆さんお元気ですか、朝比奈です。

 年末年始はサザンオールスターズのパフォーマンスが日本中で話題となり、様々な団体や勢力を巻き込んでの議論となりました。次に、マクドナルドから相次いで食品の混入が発覚したり、それを真似た少年の「つまようじ混入事件」が起きました。また、沖縄の辺野古基地で衝突が激化し、初の逮捕者・怪我人が出たのもつい最近です。その頃、世界ではロシアが旧ソ連3国と「ユーラシア経済同盟」を発足させて欧米と対立、ほぼ同時にフランスでは新聞社襲撃事件が発生し、世界を巻き込んだ大きな反テロ・反イスラムの動きがかつてないほどの勢いで拡大しました。

 一段落する頃起きたのが、スイスフランのかつてないほどの急騰。値動きはリーマン・ショックを遥かに超え、これに続く形で欧州中銀も初の量的緩和を決定し、ギリシャの総選挙で緊縮派が敗れたこととあいまって欧州経済を不安定にしています。このような歴史的な事件や騒動が相次いだ後に、安倍首相の中東訪問が引き金になりイスラム国による日本人人質事件が発生したわけですが、マスコミや国民の対応があまり敏感とはいえない中、折しも開会した国会では、この事件が自衛隊の海外派兵の格好の材料となってしまいそうな状況です。

 わずか1ヶ月でこれだけの大きな事件が起きた年も珍しいのではないかと思いますが、さらに驚くべきことに、私どもが毎月視ている地震や火山噴火の予測では、富士がいよいよカウントダウンしたのではないかと思われます。恐らく、2月の局地的な地震(中央構造線西側)がフォッサマグナに影響し、結果的に3~4月に富士の噴火があるのではないかと考えられますが、この予測が外れたとしても次はこの秋。学者の中にも今年の噴火を唱えている人々が、結構多い状況です。首都圏と富士周辺にお住まいの方々には、今後十分防災・減災対策を取っていただきたいと思っております。関東大地震や東海・東南海は今のところ大丈夫とみておりますが、地震学者や火山の専門家は、皆一様に日本列島大動乱を予測しているようですので、これらについては富士が現実に噴火した時点で再び視る必要が出てくると思われます。

 では、来月またお目にかかりましょう。