"食"の超次元的考察 2007年7月

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 皆さんお元気ですか、 朝比奈です。

 牛肉のミンチに豚肉が 使われていたとか、食にまつわる事件が多いですね。そこで今日は食べ物について考えてみます。現代の医学・生理学では、すべての栄養は腸管で消化され、澱粉はブドウ糖・蛋白質はアミノ酸・脂肪は脂肪酸とグリセリンの形になって体内へ吸収されるとされます。
 それらはエネルギー源として使われる他は、体を構成する材料になるのですが、その時は個体のDNAにもとづいて厳密に再構成されるわけです。よく《コラーゲンが関節や肌に良い》といわれますが、以上のような理論で考察すると、それはどうも根拠が無いことになってしまうようです。一部のビタミン・ミネラルや、必須アミノ酸・不可欠脂肪酸などについてはどうなのか分かりませんが、現代科学においては、上記のような考えを妥当とするのが現状のようです。

 このように考えると、健康食品や機能性食品などの根拠は大きく揺らいでくるのですが、一方"食生活が体の基本である"ということもまた古くから言われてきた真実のようです。インスタント食品ばかり食べていると手作りの田舎料理が欲しくなったり、外食が続いた後には野菜や果物が欲しくなるのも人間共通の反応でしょう。
 では、どこが間違っているのかというと、恐らく現代科学のアプローチがあまりにも物質万能な点にあるのではないでしょうか。つまり、すべての食材を《カロリー》のみに還元してしまうことに問題があるのであり、それだけでは説明できない何かが潜んでいると考えたほうがよさそうです。

 およそ食べ物はすべて《生命》に由来するのであり、私たちはそれを食べるときに《カロリー》だけでなく何らかの《エネルギー》も摂取しているのであり、それこそが未解明の超次元エネルギーと考えられます。ただ、本来体内で合成されるべき物質が体外から過剰に取り入れられた場合は、生体のメカニズムが狂ってくるので、注意が必要です。これは、後でもう少し厳密に理論構成していくべき課題です。

 では、またお目にかかりましょう。