このたび社名を変更しました 2014年3月

 皆さんお元気ですか、朝比奈です。

 何十年ぶりという大雪によって交通網が混乱したり、一部の地域では孤立化や立ち往生といった事態まで起き、今年はどうやら波乱含みの展開となりそうです。政治・外交といった分野でも、相も変わらぬ福島第一のずさんな管理やTPPの協議不調に加え、株価の暴落・景気指標の停滞など昨年中から予想された問題が噴出しているようです。根本的なところでどこか状況認識に甘さがあり、その端的な表れが冬季五輪における金メダル候補の相次ぐ敗退だったのではないでしょうか。

 事は以上のような分野に留まらず、学問・芸術から大衆文化に至るあらゆる領域でより深い病いが進行しつつあるような気がしてなりません。学者・研究者に及びつつある言論統制に関しては本欄でも何回か指摘してきたところですが(「地震学者に自由はあるのか」13年7月等)、無責任なマスコミやそれと連動する作家・芸能人のこれでもかこれでもかという発言には辟易させられます。そしてそれ以上に、若者たちに進行しつつある無気力とゆるやかな鎖国意識などに危機感を抱くのは私だけでしょうか。

 こうした状況に対し当サイエンスは、この3月から社名を≪プロトサイエンス≫と変更し、新たなパワーの実践に取り組んでまいります。≪Protoscience≫を直訳すると、「科学以前の」とか「未実証な仮説」という意味になるのですが、私たちが目指すのは外観だけ科学に似せた「疑似科学」ではなく、客観的手法を用いながらも従来の枠にとらわれない新しい事象の存在をより明確に証明する立場です。医療における「第三の処方箋」や運気・願望についての「スーパーストリーム」ももちろんそうした考えの表れですが、今後は透視や念力・空中浮揚といった「神通力」の分野を確立していくことで、現代科学や既存の宗教を≪物理・化学的に≫超える世界観を提示したいと思っております。それは、物質優先・金銭万能の主張に対し、「魂」や「精神」の存在と人間の自立を高らかに謳うことであり、また日本と日本人の再定義という意味合いも兼ねております。

 では、来月またお目にかかりましょう。